バイオハザード:ヴィレッジの発売が迫る中、PC版デモがリリースされたのでプレイしてみました。
既にグラフィックス設定は前回の記事でご紹介しましたが、今回の大きな特徴としてREエンジンが次世代機にも対応したようで、「レイトレーシング」「可変レートシェーディング(VRS)」にも対応している事です。
とりあえず、12コアのIntel 10920xを常時4.9GHzにOC、RTX 3090 OC(MAX2085MHzまでOC)、メモリ32GB、3200MHzの環境でプリセット「限界突破」を60fps制限をつけてプレイしてみたところ、余裕で60fpsで安定し快適にプレイする事が出来ました。おそらくRTX3080、RTX3070でも同様かもしれませんね。
60fps制限を外してプレイでのフレームレート上限、レイトレーシグのON、OFF比較は、時間制限のあるデモなので、製品版が数日でリリースされたら、色々と試してみようと思います。
今回のグラフィックス自動プリセット設定では、おすすめ、パフォーマンス重視、画面品質重視、レイトレーシング、限界突破の6種類が設定出来ます。それぞれのPC環境に合わせたプリセットが豊富に用意されているのはRE2、RE3リメイクと同様です。(レイトレーシングは初)
そしてバイオハザードタイトルで初の対応となる、注目のプリセット:レイトレーシング(グラフィックスメモリ容量8GB以上推奨)ですが、実際にプレイしてみると、RTX 3090 OCでも厳しいパフォーマンスで、28〜55fpsでかなり不安定なパフォーマンス。可変レートシェーディングをパフォーマンス重視にしても常時60fps安定は厳しい。
おそらくCPUがRYZEN9 5950Xあたりですと、もう少しフレームレートは良くなるかもしれませんけどね。プリセット:レイトレーシングで60fps安定は難しそうな感じです。もしかすると、私のうっかりミスでイメージクオリティをx 2(つまり8K)のままで、レイトレーシングにしていたかもしれない可能性があるので、それですと重くなって当たり前なので、再度製品版でしっかり検証したいと思います。
4K「限界突破」品質のスクリーンショット
おそらく2560×1440(WQHD)ですと、120fps以上安定も可能かもしれません。とにかくプレイ時間1時間の制限があるデモ版なので、あれもこれも試せないので、このあたりも製品版で試してみたいと思います。
あとは、今作から可変レートシェーディング(VRS)にも対応してきました。VRSとは、視覚的に見てあまり重要ではない、目立たない箇所(画面奥の方や詳細なディテールが必要ではない箇所)のレンダリング品質を下げて、描画負荷を抑えパフォーマンス(フレームレート)を上げる技術です。
当ブログ参考記事:VRS Tier 2でGears5、Gears Tacticsはどう変わるのか?
プレイした感想としては、TPSのバイオに馴染んできたこともあり、前作の7からどうにも違和感を感じながらプレイしています。ホラーゲームとしての怖さはFPS視点にもなり、グラフィックもダーク&リアルでバイオレンスで殺伐とした演出も含めて明らかに増しています。
SE(サウンドエフェクト)なども、実に細かい音まで再現され、様々な方向から微細な環境音が聴こえてきて、臨場感、雰囲気は素晴らしいの一言。これは高品質なヘッドセット、高品質なサラウンドスピーカーセットでプレイすると堪能出来そうです。
しかし、「バイオハザード」ゲームとして見ると、、やはり、当たり前の事ですが、RE2、RE3リメイクのバイオの方がバイハザード王道だなとは感じます。
新しい進化や方向性も大事だと思いますが、、今回のヴィレッジはどう見ても70年代に製作された狼男系映画「ハウリング」(ジョーダンテ監督作)の世界観に影響を受けてるのは明らかではないかなと。そしてRE7は「悪魔のいけにえ」(トビーフーパー監督)という印象です。この70年代の偉大なホラー映画2作は、個人的にも大好きな作品ではありますが、「バイオハザード」というゲームとしてみると、正直、7も8もあまり馴染めずにいます。ホラーゲームとしては良いのではないでしょうか?
映画:「ハウリング」の1場面
昔ながらのバイオハザードは現在、水面下で開発の噂があり、開発の方向性の違いから延期が噂されている「バイオハザード4」のリメイクに期待するしかないですね。
当ブログ参考記事:【噂】カプコンが開発中の『バイオハザード4』のリメイク版、開発の方向性の違いで、開発遅延か
とは言えど、バイオハザード:ヴィレッジはPC版を買ってプレイはしようと思っていますが、果たしてどうなりますか、、🔚
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