Update:2021.04.16/18:10
スクエアエニックスから否定声明がリリースされ、我々は会社の売却も事業売却も検討した事がありませんし、売却のオファーもありません。とキッパリ否定しています。
M&A関連のレポートをするCTFNが、スクウェア・エニックスに対して複数の買い手候補が関心を示していると、事情に詳しい銀行関係者2人の話として報道しているようです。
売却の対象がゲーム部門だけなのか、会社全体なのかは明らかになっていませんが、スクエア・エニックスは誰もが知るFF、ドラクエだけでなく、トゥームレイダーを開発するクリスタルダイナミクス・スタジオやEIDOSモントリオールなど傘下に収めています。ヒットマンを開発しているIO Interactiveは既に独立しています。
FFだけでなく、トゥームレイダーも海外では大きなブランド力を持っているだけに、海外大手のスタジオや、ソニーやマイクロソフトなどのプラットホーマーが興味を示してもおかしくないかも。
ブルームバーグの報道によると、スクウェア・エニックスのデジタルエンタテインメント事業は、2020年3月末に終了した会計年度で売上高全体の72%を占めているそうです。
しかし、スクエニがFF、ドラクエなどのブランドを手放すことは考えられず、考えられるとしたらトゥームレイダーのクリスタルダイナミクスと、ヒットマンを発売していたクリスタルダイナミクスの親会社EIDOSを手放す可能性も考えられる。。
トゥームレイダーと言えば、マイクロソフトが時限独占タイトル契約するなど、XBOXボスのフィル・スペンサーさんもお気に入りのタイトルであり、クリスタルダイナミクスの元代表だったダレル・ギャラガーさんは現在、Xbox Game Studio傘下でパーフェクトダークのリブート作品を開発しているThe Initiativeスタジオの代表です。
パーフェクトダークとトゥームレイダーを持つとなれば、XBOXとしても強力ですし、マイクロソフトもゲームパスのリストに恒久的にトゥームレイダー作品を加える事が出来ます。
トゥームレイダー最新作の「シャドウ・オブ・ザ・トゥームレイダー」には1億ドル(107億円)を超える予算が投じられていた報道もありましたが、早期に大きな値引きセールがされ問題になるなど、最終的なセールスが不振だった事もあるのかもしれません。しかも3部作の区切りとも言われていましたし、開発のクリスタルダイナミクスは前述のダレル・ギャラガーもマイクロソフトのThe Initiativeに移籍するなど、複数の主要関係者が離脱しています。それもあって「シャドウ・オブ・ザ・トゥームレイダー」はEIDOSモントリオールと共同開発となっています。
ま、これは私の勝手な想像ですが、切り売り(クリスタル・ダイナミクス)ならばマイクロソフトもあり得るかもと。会社ごととなると、、FFもドラクエもあるのでソニーも可能性はあるのかな、、何にしても「火のない所に煙は立たず」何かあってもおかしくないでしょう。トゥームレイダーブランドが手に入る話があるなら、フィル・スペンサーさんも前述の理由からも動きそうな気もすると思っています。🔚
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