アサシンクリード1ではプロデューサー、アサシンクリード2やウォッチドッグス、スプリンターセルブラックリストでは開発を指揮したジェイド・レイモンド女史が、インデペンデント系の開発スタジオ「Haven Entertainment Studios」の設立とプレイステーション向け新規独占タイトルを開発するとプレイステーションの公式ツイッターで発表されました。
ジェイド・レイモンド女史は、最近までGoogleのStadia Games and Entertainmentの責任者を務めていましたが、Google社が2月初めに社内の開発スタジオを閉鎖すると発表したため、Stadiaの立ち上げからわずか14ヵ月で閉鎖されることになりました。
レイモンド女史は、ユービーアイソフトに長く在籍した後、EAのMotiveスタジオのボスを務めていました。
レイモンド女史は本日、プレイステーション・ブログを通じてスタジオを発表するメッセージを書きました。
「この12ヶ月間は奇妙で困難な日々でした。新型コロナウィルスのパンデミック、社会的な不公平、失業などにより、私の親しい友人、家族、同僚の多くが影響を受けました。これらの要因に加えて、友人や家族と直接会うこともできなかったこともあって、私は自分を見つめ直すための繭のような状態に陥り、本当に大切なものは何かという厳しい問いを自分に投げかけなければなりませんでした。
今日、私はHavenスタジオ設立を発表します。「Haven(天国」)は、私が長年一緒に仕事をしてきた(そして心から愛している!)才能あるゲーム開発者の多くが、私たちが最も情熱を注ぐことをするために集まった独立したスタジオです。何の障害もなく、自分たちの技術を実践できる場所で、ゲームに再び集中する時が来ました。」
私たちは、プレイヤーが逃避し、楽しみ、自分自身を表現し、コミュニティを見つけることができる世界を作りたいと思っています。私たちは、プロジェクトに情熱を注ぎたいのです。私たちは、人々が体験できる素晴らしいものを作りたいと思っています。なぜなら、私たちはゲームが人々の生活に喜びをもたらす力を信じているからです。そして、ソニーも同じです。彼らの卓越した取り組みは、他の追随を許しません。だからこそ、私は彼らの支援とサポートをこの上なく嬉しく思っています。
私たちは、プレイヤーの皆様にとってヘブン「天国」のようなゲームを一緒に作りたいと思っていますし、開発者の皆様にとっても「天国」のようなスタジオを作りたいと思っています。ですから、今日発表できる詳細はありませんが、プレイステーション・コミュニティの皆様には、ヘブン・スタジオが未発表のIPに向けてすでに懸命に取り組んでいることを知っていただきたいと思います。早く皆様にお見せしたいと思っています。」
と意欲を述べています。アサシンクリード、ウォッチドッグスなど数々の名作の指揮をしてきたレイモンド女史が、ソニーのバックアップを受けてどのような作品を生み出すのか、当分先の話になるかもしれませんが本当に楽しみです。🔚
via PlayStation Blog
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