Xboxの開発ボスのジェイソン・ロナルド氏が「エキサイティングなプラットフォームアップデート」を予告、 「これは始まりに過ぎません。」

XBOX公式の最新のポッドキャストで、XBOXハードウェア開発のプログラムディレクターでもあるジェイソン・ロナルド氏は現在、「クイックレジューム機能、ブロードキャスト機能などを更に強化している。」と述べています。

更にジェイソン・ロナルド氏は、これらの新たな発表は早ければ 「今後、数ヶ月の間に行われるでしょう。」と述べています。

また、番組ディレクターのメジャーネルソンことラリー・ハーブ氏は、「これからたくさんのことがある…しかし、あまり多くを語ることはできない。」と付け加え「遅かれ早かれ、ジェイソン・ロナルドが戻ってくることになると思う」と冗談を飛ばしています。

ジェイソン・ロナルド氏は、

「チームとして、XboxシリーズX|Sの世界中のファンからの初動の反応に本当に興奮しています。社内ではいつも言っていますが、これは本当に始まりに過ぎません。これから数ヶ月、数年の間に、本当にエキサイティングなものがたくさん出てきます。

また、XboxシリーズSとシリーズXに搭載されている次世代機の機能を最大限に活用するために、業界の主要なゲーム開発者と密接に協力しています。今年の年末が近づくにつれ、開発中のもの(総勢23のスタジオ連合となったXbox Game Studioの作品)や次世代プラットフォームの活用方法などの詳細を共有できるようになると思うと、本当にワクワクしてきます。

昨年11月にXbox Series XとSが発売された後、チームは長期休暇を取っていました。発売後のユーザーコミュニティの声に耳を傾ける機会だと考えています。そして購入したユーザーがどのようにコンソールを使用しているか、何に興奮しているのかを聞き、我々が改善出来る領域を学んでいます。チームが戻ってきた今、我々は続々とアップデートのリリース準備を始めています。」

「私たちが特に力を入れたのは、ローンチ時に、ローンチウィンドウの一部のタイトルでクイックレジュームを無効にしなければならなかったことです。このチームは、プレイしているすべてのタイトルで、クイックレジュームの経験を得ることができるように、一部のタイトルが再び利用できるようにするために、本当に懸命に働いています。

他の分野では、コントローラの切断などの報告を目にしたことがあります。これもまた、XboxシリーズXとシリーズSでクラス最高の体験を提供するために、チームが投資してきた分野のひとつです。

「今後数ヶ月の間に、Xboxモバイルアプリをアップデートして、実績などを追加していく予定です。また、その他の分野にも力を入れています。コンソールでの体験を考える際には、例として配信の改善についてのフィードバックに耳を傾けています。

もう一つは共有体験と、ゲームDVRのようなものの質の高さです。また、先ほどクイックレジュームが発売以来、さらに多くのタイトルで利用できるようになったことについてもお話しました。また、クイックレジュームの仕組みをもっと理解してほしいですし、クイックレジュームをもっとコントロールしたいという意見もありました。

これらの分野は、今後数ヶ月間のアップデートを検討している中で、私たちにとって非常に優先度の高い分野であり、インサイダーリングでこれらの経験のいくつかをすぐに見られるようになるでしょう。」

と述べています。とりあえず、XBOXチームは昨年発売されたXboxシリーズX|Sのユーザーの声をよく聴き、優先頻度の高いものから改善を準備しているようです。

更に、先日マイクロソフトはDirect MLのデモをいくつか正式公開しています。その中でもXBOXには大きな効果になりそうな、 ML(機械学習)による超解像度機能が注目です。マイクロソフトが公開したDrect MLによる超解像機能は、 Forza Horizon 4の540Pの画像を1080Pに引き上げるスマートなアップスケールのサンプル例を公開しています。

当ブログ参考記事:【ゲームチェンジャーになるか】マイクロソフト、スタンドアロンAPIとしてDirectMLの公開を発表

nVIDIAのDLSSの様に、レイトレーシング各種機能などで膨大な処理負荷によってフレームレート低下を防ぐ為に、4K解像度の場合はネイティブ1080Pでレンダリング処理し、RTXグラフィックカードに搭載されたAI専用処理TensorコアでAIによるアップスケーリングで4K解像度並みの高精細映像に引き上げて、フレームレートを引き上げる技術です。

現在のXboxシリーズX、S、PS5では、このような機能はなく、ダイナミック解像度(処理負荷に応じて解像度を上げ下げする)で対応していますが、nVIDIAのDLSSのような、Direct MLによる超解像機能が使えるようになれば、より高精細の画像にし、且つより高いフレームレートを維持出来るようになります。

AMDもnVIDIA DLSSに似たような機能を準備していると言われています。

これらの機能がいつXBOXシリーズX、Sコンソール、またはPS5(おそらくAMD独自の機能を利用する?)に導入されるのかは分かりませんが、遅かれ早かれ間違いなく有意義な機能なので、導入される事になるでしょうね。そうなると、もう「ネイティブ解像度」という言葉も、数年後にはあまり重要ではなくなっているかもしれません。🔚

via XBOX公式メジャーネルソンYOUTUBEチャンネル

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