サイバーパンク2077を開発するCD PROJEKT スタジオの共同設立者マーチン・イウィンスキー氏が、サイバーパンク2077で旧世代機などでパフォーマンスの低下、クラッシュやバグが頻発し、返金問題へと発展し、PSストアから削除など前代未聞の大騒動となった一連の経緯、スタジオの内情、そして謝罪、今後の予定や改善の約束、次世代機フリーアップグレードなどの釈明ビデオメッセージをYOUTUBEで公開しました。
合わせて、CD PROJEKTのホームページのOUR COMMITMENTページでメッセージも投稿されていますので、その要約と気になった点を書きたいと思います。
ゲーマーの皆様へ
「私たちはバグやクラッシュの修正に力を入れており、プラットフォームに関係なくゲームを楽しんでいただけるよう、今後のアップデートでゲームの改善に努めてまいります。」
「この場では、アップデートや改善、無料DLCなどの情報を含む、『サイバーパンク2077』のさらなる開発の進捗状況を詳しくお知らせします。」
以下では、CD PROJEKTの共同設立者マーチン・イウィンスキー氏が、『Cyberpunk 2077』の発売までの日々がどのようなものであったのか、旧世代機でのゲームがどのようなものであったのか、開発の経緯、そして謝罪、今後の予定について語っています。
「このビデオは英語で作成されているため、英語版のみが私たちのメッセージを完全に反映しています。」
他の言語の字幕、日本語字幕もありますのでご覧になって見てください。
気になったのは、開発時まずはPC版で素晴らしいと言える物を完成させてからコンソール版に落とし込むという手法で開発されたようです。本作はnVIDIAと技術提携している事が発表されています。その際に旧世代機(Xbox One、PS4)向けのストリーミング、つまりデータ読み込みの調整が問題だったようで、旧世代機の帯域幅など主に性能差を過小評価していた事が主たる要因だったと認めています。
今後10日以内に今年最初のアップデートが配信され、その数週間後には大規模アップデートを予定しているようです。
更に残念な発表もありました。
次世代機向けのフリーアップデートが2月頃が今年後半にズレ込む事も発表されています。2月の次世代機アップデートを期待していたユーザーにとっては痛い延期と言えそうです。これも結局は旧世代機を含む、クラッシュやバグの改善に時間を割かれてしまうので、実質「遅れる」という事でしょう。。
自分の場合、サイバーパンク2077は、nVIDIAと技術提携して開発され、レイトレーシングのショーケースタイトルになるという事もあり、到着したばかりのRTX3090(MSi RTX3090 Gaming X Trio)をフルに活かしたいという事もあって、PC版(STEAM版)を購入し、次世代機でのプレイは見送っていました。
まさかコンソール版が、このような惨状になるとは夢にも思いませんでした。。
PC版は正直、たまに落ちることはありましたが、RTX3090をOCしプレイしていてもフリーズなどはあまり起きておらず、普通にプレイは出来ていました。
次世代機ユーザーにとっては、2月の予定だった無料の次世代機アップデートが今年後半になってしまい、残念な発表ではありますが少しづつ改善されてきてはいるようなので、辛抱強く待つしかなさそうです。。
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