Forbsのジョン・アーチャー記者が、マランツとDENONのAVレシーバーのアップデートでPS5とnVIDIAのHDMI2.1出力によるパススルーが可能になったと報告しています。
PS5、 XboxシリーズX、nVIDIA RTX 30グラフィックスカードは、多くの次世代のゲーム機能が依存しているHDMI2.1接続の次世代に関連付けられている問題によって、悩まされてきました。
これらの問題なのは、4K 120Hz、可変リフレッシュレート、自動低遅延モード(ALLM)の切り替えなどの重要なゲーム機能をパススルーできるはずのHDMI 2.1端子を搭載した、第1世代の新しいAVレシーバーが、4K/120Hzをパススルーできないように見えるバグに悩まされていることでした。
しかし今週、マランツとデノンのオーナーであるサウンドユナイテッドは、Stereonet社に状況のアップデートを提供し、自社の広範な社内テストによると、新しいAVRは、PS5とNvidiaのRTX 30グラフィックスカードの両方から、実際に120Hzで4Kをパススルーすることが可能になったようです。
新しいレシーバーのHDMI問題のニュースが最初に流れたとき、当時(コンソールが到着する前)は、PS5はこの問題の影響を受けないだろうと考えられていました。しかし、これをサウンドユナイテッドが確認したのは素晴らしい事です。(そして多数のPS5オーナーも)
しかし、nVIDIA RTX 30の発見は、もっと意外なものです。HDMI問題を最初に報じたc’t誌によると、nVIDIAの新しい最先端のPCカードは、デノンとマランツの最新AVレシーバーを介して4K/120Hzを適切にパススルー出来ないことで、XboxシリーズXと同じ事になると予想されていました。
しかし、Sound Unitedはそのようなことはない。と断言できるようになっただけでなく、AVレシーバーとnVIDIAカードが正しく設定されていることを確認し、問題がないことを確認する方法を説明する(非常に有用な)ビデオを公開しました。
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テスト中、Sound United は、デノン AVR-X2700H レシーバーを PS5 と Nvidia RTX 3090 グラフィックカードから 4K/120Hz を通過させることに成功したようです。それは、RGB 8-bit, RGB 10-bit, YCbCr420 8-bit, YCbCr420 10-bit, そしてYCbCr420 12-bitのフォーマットです。
なぜ12ビットRGBの4K/120Hzがこの互換性リストにないのか、、それはデノンとマランツの「8K互換」HDMIポートは、12ビットRGBの4K/120Hz信号を伝送するために必要な48Gbpsのデータレートではなく、40Gbpsのデータレートを処理するように設計されているからのようです。
しかし、現在12bitテレビが存在していないことを考えると、これは問題ではないでしょう。実際には、LGの最新のゲームに適したXboxシリーズ Xの有機ELテレビでさえ、48GbpsのHDMIを搭載しておらず、40GbpsのHDMI端子を選択しています。
デノンX2700H AVRは、PS5とnVIDIA RTX 30グラフィックスカードからの4K 120Hz信号をパススルー出来ることが証明されました。
Sound Unitedのテストでは、PS5とnVIDIA RTX 30の所有者が、新しいゲーム機の最先端のグラフィックと高品質のサラウンドサウンドを組み合わせてml大丈夫なことが確認されています。
しかし、Sound Unitedは、Microsoftの最新コンソールで4K/120Hzの新しいAVレシーバーでパススルーさせる方法をまだ見つけていません。
一部では、HDMI 2.1仕様の一部として利用可能なディスプレイ・ストリーム圧縮(DSC)オプションを使用しているXboxが原因ではないかと推測されているようです。
しかし、サウンド ユナイテッド製品マーケティング担当のフレデリック・フィルエル氏は、問題に関連するいくつかの潜在的な要因がまだあるとしています。
Sound Unitedのフィルエル氏は、Xbox Series Xの所有者のために作業を継続しているとの事。XboxシリーズXの所有者のための何らかの解決策が見つかった場合は、ジョン・アーチャー記者がいち早く報告するとして結んでいます。
via Forbs
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