VGCに語ったパブリッシャー関係者の話によると、ソニーの次世代ゲーム機Play Station5の発売開始から48時間で、約25万台を販売した2013年の「プレイステーション4」をはるかに上回る売上を記録したとのことです。
以前VGCがXboxシリーズXとシリーズSが初日に約15.5万台を売り上げたと報じていたことから、PS5がXboxシリーズXとSを大幅に上回った事を意味しています。
VGCによると、発売時に最も人気のあったPS5モデルは、ディスクドライブなしのデジタルエディションより高価な「ディスクドライブ版付き」で、PS5売上の約3分の2を占めていたようです。
しかし、この販売台数にはいくつかの注意点があるとしています。Xbox Series X|SもPS5も両機種の供給が大幅に制限されていた為、より多くの在庫があればもっと売れていた可能性が高いとしています。
同様に、XboxシリーズX/S、PS5のローンチウィンドウ中の追加在庫はほぼ確実に完売し、特に予約注文が現在のハードウェア販売の大部分を占めていることを考慮すると、かなり限られた状況での数値とは言えそうです。
今後数ヶ月の間に、最も多くのコンソールを販売するプラットフォームホルダーになるには、市場に最も多くの在庫を供給出来る事が条件になります。これは以前に、フィル・スペンサー氏も述べていました。
ソニー・インタラクティブ・エンタテインメント(SIE)は、これまでのところ「プレイステーション 5」の販売台数については明らかにしていません。しかし先週、世界的にPS5が史上最大のコンソールローンチ売上を記録したと主張しており、PS4が記録した200万台の世界記録を上回る売上を記録したことを示唆しています。
XboxシリーズXとプレイステーション5では、新型コロナウィルスの感染再拡大で出荷時期への影響も出ると、今年も供給問題が続くと予想されています。
先日、マイクロソフトの幹部が、XboxシリーズX/Sの品薄状態が2021年4月まで続くと予想していると発言したのに対し、PlayStationはPS5の需要が「前代未聞」だと発言しています。
PS5 の発売需要を満たすことができなかったため、PS5を販売する業者(転売屋も含めて)が、eBayのような市場で法外な価格で販売して現金化しようとしています。ここでは、すでにかなりの数のゲーム機が、小売価格の2倍以上の価格で販売されています。この辺りは、日本も同じような状況ですね。。
より多くのPS5とXboxシリーズX/Sの在庫は、クリスマスまでに利用できるように拡充されることが期待されています。
Xboxのフィル・スペンサー氏がTheVergeに語ったところによると、マイクロソフトは、顧客にデポジット(預かり保証金)をもらい、納期が100%保証されたコンソールを予約するチャンスを与えることを検討しています。
「社内で実際に議論したんですが、生産分のスロットを予約してもいいのかと。デポジットを払い、お客はコンソールが1月20日に作られる事を知り、2月1日には確実に手に入るようにします。今はそれでも購入しようとしてくれるお客様がいます。
現在の状況下で、それが正しい判断なのかどうかは分かりません。それは非常に古い世界の考え方で、人々は店の外に並んで行こうとしているというのは一種の最後の10年の考え方です。私たちはそのことに挑戦すべきだと思います。その点でチャレンジすべきだと思います。消費者を通じたサプライチェーンというのは本当に現実なのでしょうか?これは、小売パートナーともこのことについて話し合いました。買いに行くコンソールがあると感じてもらいたいのです。」
未だにハードウェアの入手に苦労しているユーザーが未だに全世界に多数いる事から、スペンサー氏は「マイクロソフトとソニーの両方が、次世代機の多数の予約注文がまだユーザーの手元に届いておらずユーザーを動揺させている状況を「嘆いている」」と述べました。
via VGC
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記念すべき5〜6年に一度の次世代機発売のお祭りイヤーに、よりによって未曾有の新型コロナウィルス感染拡大が重なってしまい、正に悲劇としか言いようがありません。これは東京五輪2020も然り。しかも感染被害が再び拡大というダメ押しな状況になりつつあります。
そんな極端な状況なので、開発環境も今までとは変わり、タイトル、ハードウェア本体のファームウェア不具合によるトラブルなどもあり、これも仕方ないのかもしれません。。今更な事ですが、個人的には来年の発売でも良かったような気がしています。🔚
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