マイクロソフトがZeniMaxを75億ドルで買収し、WindowsメーカーにThe Elder Scrolls、Doom、Falloutなどの巨大なタイトルのIP支配権を与えるというニュースは、ゲーム業界を揺るがしました。
果たしてこれが良いことなのか悪いことなのかは、各方面で意見が分かれているようですが、John Carmack氏とTodd Howard氏の2人は歓迎しているようです。
Xboxのボスであるフィル・スペンサー氏によると、今後のコンソールでの発売は、「ケースバイケース」で決定されるとのことなので、「スターフィールド」や「エルダー・スクロールズ6」などのゲームはXbox Series X (とPC)のマイクロソフト独占タイトルになる可能性があります。
id Softwareの共同創業者で、Doom、Quake、Wolfenstein 3Dなどのリードプログラマーであったジョン・カーマック氏は、今回のマイクロソフトの買収を歓迎しています。
「マイクロソフトは、ゲームIPの親会社としては良い会社だと思うし、恨みもないから、僕の昔のタイトルにも再チャレンジできるかもしれないね。」
とカーマック氏は、自身のSNSでツイートして反応しています。カーマック氏が過去に制作したフランチャイズの仕事に復帰するというアイデアは非常にエキサイティングで実現すれば、ワクワクする事ですが、現状は「ただの話」に過ぎません。
ベセスダ・ゲームスのディレクター兼エグゼクティブプロデューサーであるトッド・ハワード氏も、今回の買収について語っています。
「マイクロソフトがスタジオの「ゲームの基本的な力に対する深い信念」を共有するのに役立つでしょう。マイクロソフトは、ベセスダの “最も長く、最も親密なパートナー です。
オリジナルのパートナーシップのように、今回のパートナーシップは、1つのシステムや1つの画面以上のものです。私たちは、ゲームの基本的な力、つまり、つながりを持ち、力を与え、喜びをもたらす能力について、深い信念を共有しています」
そして、あなたが誰であるか、どこに住んでいるか、何を使ってプレイしているかに関係なく、すべての人にそれをもたらすべきだという信念があります。画面の大きさ、コントローラー、あるいはコントローラーを使う能力に関係なく。。」
とハワード氏は書いています。
Xbox Game Pass for PC、Game Pass Ultimateに加入しているPCゲーマーにとっての朗報は、発売日にZeniMaxの子会社の錚々たるラインナップをゲームパスでプレイ出来る事でしょう。そして、今後出るタイトルは新作タイトルは月額僅か850〜1100円払うだけで、全てゲームパスで発売日初日からダウンロードしてプレイ出来てしまう事、そして今後はマイクロソフト傘下の23ものゲームスタジオ開発タイトルもゲームパスで追加料金なしでプレイ出来てしまうので、ゲームパスのバリューは今後高まる一方だと思います。
正直なところ、ゲームパスにはもう加入しないと明らかに損と断言出来るまでのサービスになっていると思います。🔚
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