マイクロソフトの次世代コンソール、Xbox Series X、Series S用の拡張1TB SSDストレージカードの価格が219.99ドルになると、テック系メディアTheVergeが報じています。BESTBUYで既に予約が始まっています。
この拡張1TB SSDは、マイクロソフトがSeagteと共同開発したもので、リード速度は2.4GB/sとなります。これはXbox Series X、Series Sに内蔵されている高速SSDストレージと全く同じ速度になります。
USドルで219.99ドルとなると、日本では22,000円(税別)となりそうで、税込で実質24,000円くらいになる可能性があります。あくまでXboxの本体価格から予想した価格ですが、おそらくこの近辺の価格になる可能性は高いと思います。
ですので、追加ストレージとしてはやや高いという印象は否めません。今や大作ゲームの容量が100GBが珍しくなくなっている状況で、1TBでこの価格では一般的にはそう簡単に3、4枚と買い増し出来る価格とは言えないでしょう。
しかし、2.4GB/sの速度でこれだけの価格となると、PS5でソニーが認定する内蔵SSD並の速度(5.5GB/s )の拡張NVMe M.2 SSDはもっと高価になる可能性すらあります。PS5は内蔵SSDストレージの容量が825GBしかないので、この価格からすると、ちょっと不安になりますね。。
最近、サムスンが発表したGEN4のNVMe M.2 SSD 980PROはリード最大で7000MB/sとPS5の5500MB/sを大幅に上回る速度で、1TBモデルが229.99ドルとなっているので、性能比で考えてもXboxの2400MB/sのSSD拡張カードで219.99ドルはちょっと割りに合わないかなとも感じます。
せっかくの次世代性能の高速ロードを楽しむためには、内蔵のSSDか、この拡張SSDストレージカードにゲームをインストールしなければならないので、少ないストレージ容量に対し、タイトルを絞ってインストールするしかなさそうです。。
もしくは、今世代と同様にUSB 外付けハードディスクにインストールすることになりそうです。ただしUSBスロットは新たに「USB3.2」になったので、多少は高速になるかもしれません。
個人的には9800円くらいなら、気軽に数枚買って使い分ければ良いかなと思っていただけに、ちょっと残念な価格です。しかし、これは時間が経過するとともに価格が下がると思うので、とりあえずは1枚確保し安くなるのを待ってみるのも良いかもしれません。🔚
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