【Pick Up】DiRT 5:テクニカルディレクターDavid Springate氏「Xbox Series Xでは4K 120fpsで驚異的な滑らかさを実現しつつ、ゴージャスな見た目も実現しています。」

先日、XBOX公式のニュースサイトXBOX WIREにDiRT5を開発するCodemasersのテクニカルディレクターDavid Springate氏のインタビューが掲載され、当ブログでもいち早く、日本語訳を掲載しましたが、Xbox Series Xのスペックについて技術的に語っている重要な個所だけを抜粋し、ピックアップしてみました。

更に、現在不気味なほどに沈黙をしているTURN10のForzaについても私的な意見を書いてみました。

DiRT 5テクニカルディレクターDavid Springate氏

ダート5は美しく、速く、アクション満載のパワーアップされたオフロードレースゲームなので、Xbox Series Xで120fpsのオプションでプレイできることが信じられません。

私は、高速なSSDやGPUのレイトレーシング機能のような機能が話題の一部であることを愛していますが、私にとっては新しいZen 2ベースのプロセッサのパワーに非常に感銘を受けています。

Xbox Series XのCPUは非常に強力で、同時マルチスレッドは非常に印象的です。 私たちは、PCのCPUコア上で複数のスレッドを実行し、複数のスレッドにまたがってそのプロセッサのリソースを共有するという概念を扱うことに慣れていますが、実際には、XBOXシリーズXのプロセッサのSMTは、通常のCPUよりもはるかに高い能力を持っています。

私たちは、Dirt 5エンジンがこれを簡単に巧く利用して、Xbox Series Xで利用可能な16のハードウェアスレッドにまたがって命を吹き込むことができる事を発見しました。

フレームタイムとパフォーマンスはGPUの速さだけで決まると誤解している人がいますが、CPUのパフォーマンスも明らかに重要で、4Kで120fpsの美しいビジュアルをレンダリングできるGPUを持っていても、それだけ速くレンダリングするのに十分なフレームデータを生成できるCPUを持っていなければ意味がありません。つまり、パワフルなGPUにはそれをバックアップするパワフルなCPUが必要で、Xbox Series Xはこれを実現しています。

レースゲームではフレームレートが重要な鍵を握っています。より高いフレームレートでより強いスピード感と応答性を得られます。最初、XboxシリーズXが120fpsに対応していると聞いて、「もう少しシンプルなアーケードゲームか何かに…」と思っていた私にとっては120fpsはクレイジーに見えましたw

まず、120fpsに対応した設定をして、あっという間に稼働させることができたことに非常に驚きました。それよりも何よりも、120fpsを叩き出すスピードの速さに衝撃を受けました! この段階では特に最適化をしていなかったのですが、ゲームは頻繁に120fpsを叩き出していました。

120fpsという高フレームレートをサポートすることにしたのは、単純にXBOXシリーズXのパワーがそれを意味していたからです。これほどまでにスムーズで素晴らしい体験は他にはありませんでした。

Dirt 5の場合、Xbox Series Xのパワーは60fpsで信じられないほど素晴らしく見えることを意味します。それだけではなく、120fpsで驚くほど滑らかで反応の良いゲームプレイを提供しながらも、ゴージャスな見た目まで実現しています。

私たちは、ハードウェアを手にするずっと前から、Xbox Series Xの開発のための準備を始めていました。このようなXboxの考え方により、次世代機の開発を先取りすることができたので、初期のXboxシリーズXのハードウェアを受け取った後は、本当に早く立ち上がることができました。

Xbox Series XのSSDドライブはすごいです。PCのSSDのようなものではなく、それ以上のものです。驚くほど高速にデータをロードできることは、本当に感動的なだけでなく、開発者としても非常に興味深いことです。

Dirt 5 では、レースに超高速で参加できるようになります。ロード画面が邪魔になることもなく、気が散ることもなく、携帯電話を見ることもないので、ノンストップのアクションが可能になります。

このSSDドライブシステムは非常に高速なので、フレームの途中でデータをロードし、使用し、消費し、アンロードして別のものに置き換えることができ、GPUメモリを仮想ディスクのように扱うことができます。

注目点としては、DiRT5はXbox Series Xで4K 120fpsを実現している事です。しかも、見た目(グラフィック品質)も高く維持しつつ4K 120fpsを実現している事に驚かされます。

インタビューの発言からも分かる通り、コードマスターズはマイクロソフトと提携しているようで、ファーストパーティーと同じようにXbox Series Xのハードウェア開発段階から参加し、マイクロソフトから様々な情報を得て開発していたようです。

これが何を意味するとかと言うと、ファーストパーティーと同様にサードパーティーより深くXboxSeriesXに最適化し、発売時に能力を引き出せるという事です。

おそらく、マイクロソフトも次世代機のローンチタイトルで4K 120fpsというインパクトは、大きなセールスポイントになるので、DiRT5を提携相手に選んだのかもしれません。

しかし、そこで忘れてはならないのが、本来の2年サイクルで昨年に発売されるはずだった、マイクロソフトTURN10スタジオのレースゲーム「FORZA MOTORSPORTです。

Forza Motorsport 7 (2017)

現時点で一切情報は出てきておらず、不気味な程の沈黙を保っています。そのTURN10のFORZA MOTORSPORTがXbox Series Xのグラフィックショーケースタイトルとして、今年ローンチタイトルとして出てくるのでしょうか?

2013年、Xbox Oneのローンチタイトル&グラフィックショーケースとしてForza Motorsport 5は、当時としては見事なグラフィックを実現し、Xbox One X発売時には、家庭用ゲーム機として初めて高画質の4K 60fpsを実現するなど、次世代ハードウェアの登場に伴って必ずハードウェアの処理能力を証明する為の象徴的タイトルとして登場してきているので、間違いなく7月のXbox Series XのファーストパーティーショーケースではForza Motorportの新作(Forza 8 ?)が披露されると予想しています。

Forza Motorsport 5 (2013)

Forzaの新作はXbox Series Xの能力を証明する見事なグラフィックショーケースタイトルになる事は確実で、DiRT5と同様に4K 120fpsオプションも対応してくるでしょう。もしくは、4K 60fpsでハードウェアレイトレーシングを活かした超美麗な溜息の出るような美しいグラフィックを期待したくなります。

ただし、4K 120fpsに対応する場合、ハードウェアレイトレーシングに関してはいくら安定して12テラフロップスを発揮するXbox Series Xでも、処理負荷的に厳しくなると思われるので、省略されると思っています。つまり、4K 60fps時にレイトレーシングは適用され、4K 120fps時には機能しないと思っています。もし4K 120fpsでもレイトレーシング効果が適用されるとしたら、それは驚きというよりサプライズだと思っています。なぜなら、ハイエンドPCでも厳しいほどの処理負荷になるからです。

その点でも7月のXBOXショーケースには注目しています。🔚

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