CNBCの報道によると、AT&Tはワーナー・ブラザース・インタラクティブ・エンターテイメントのゲーム部門の売却を検討しており、この件の詳しい関係者によると、約40億ドル規模になる可能性があるとのことです。
現在、Take-Two Interactive Software、Electronic Arts、Activision Blizzardがゲーム部門の買収に興味を示しているとのこと。取引が確定されたわけでも、差し迫っているわけでもないと、関係者の2人は語っています。
ワーナー・ブラザース・インタラクティブのビデオゲームタイトルの多くは、「ハリー・ポッター」、「ゲーム・オブ・スローンズ」、「レゴ・ムービー」「バットマン」など、ワーナーが所有する知的財産と結びついています。同ユニットは、「Mortal Kombat」や「Scribblenauts」シリーズも所有しています。取引には、AT&Tが自社のIPから収益を得続けることができる商業ライセンス契約が含まれる可能性がある、と関係者は述べています。
AT&TとTake-Twoの広報担当者はコメントを拒否しました。EAとActivisionの広報担当者はすぐにはコメントできませんでした。
元ワーナーメディアCEOのジョン・スタンキー氏は、7月1日にランダル・スティーブンソン氏の後任としてAT&Tの新CEOに就任することが決まっています。 昨年、ヘッジファンドのElliott Managementが32億ドルの株式を取得し、資産の売却とリーダーシップの変更を求めたことから、スタンキー氏は資産の売却を検討する可能性があります。
ヘッジファンドのElliottはAT&Tに対し、DirecTVを含む非中核資産の売却を要求したが、これはスタンキー氏が賛成していない取引である。スタンキー氏は、3月に開催されたMorgan StanleyのTechnology, Media & Telecom Conferenceで、AT&Tが「ポートフォリオの合理化に向けて多くの作業を行っている」と述べています。
AT&Tは2018年に終了した取引でタイム・ワーナーを1090億ドルで買収し、約1650億ドルの負債を抱えています。ワーナーメディアのCEOには、元Hulu CEOのジェイソン・キラー氏が5月1日に就任した。
via CNBC
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これは衝撃的なニュースが飛び込んで来ましたね。ワーナーゲームズが売却検討されているようです。ワーナーの知的財産権と結びついているバットマン、モータルコンバット、レゴムービー、ハリーポッターなども含まれているようで、ゲーム化の権利がついてくるという事なんでしょうけど、何にしても買収が成立すると、スタジオの勢力図が大きく変わる可能性もある大きな案件です。
今のところ、プラットホーマーでもあるソニーやマイクロソフトは興味を示していないようで、大手スタジオ3巨頭が興味を示しているようです。🔚
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