【良い意味で】Epic GamesがPS5のSSDが原因で、アンリアルエンジン 5の一部コードを書き換えていた。

あの甘いSSDをもっと褒めて、、

今年の初め、Epic Gamesは最新エンジン「Unreal Engine 5」を発表しました。

多くのゲーム開発会社が追い求める「フォトリアリズム」という伝説的なものに、さらに一歩近づこうとしているこのアンリアルエンジン5に、人々はうっとりと見惚れてしまいました。

Epic Gamesは、この技術デモに魅了されたのと同様に、ソニーの次期システムであるPS5、具体的にSSDのアクションにも魅了されているようです。

Epic GamesのCEOであるTim Sweeney氏は、PS5とSSDの使用方法を高く評価しています。しかし、VG24/7 によると、同社のエンジニアリング担当副社長 Nick Penwarden 氏もこのシステムを高く評価しており、Unreal Engine 5 の一部を PS5のSSD利用を念頭に置いて書き換えなければならなかったことを明らかにしています。

『プレイステーション5は、コンピューティングとグラフィックスの両方のパフォーマンスを飛躍的に向上させていますが、そのストレージ アーキテクチャも、まさに特別なものです。極端な速度でコンテンツをストリーミングできるようになったことで、開発者はより高密度で詳細な環境を構築することが可能になり、コンテンツのストリーミングに対する考え方が変わりました。これは非常にインパクトのあることで、アンリアル・エンジン用のコアI/OサブシステムをPlayStation5を念頭に置いて書き換えました』

と述べています。

PS5のSSD機能は、GDCをテーマにしたMark Cerny氏の講演でシステムの仕様が発表されて以来、大きな話題となっています。これが実際にゲームデザインにどの程度反映されるのかは、時間の経過とともに見守る必要があるでしょう。ソニーはまだPS5のシステム詳細の全貌を正式には発表していません。

via Gamingbolt

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汎用エンジンでもあるアンリアルエンジンの開発をしているEPICが、特定のハードウェア（PS5）のシステムを念頭において書き換えたと発言。これは結構インパクトある発言で、PS5に最適化したという意味にも取れます。EPIC GAMESがどういう意図でこのような発言をしたのか分かりません。

PS5の爆速SSD、クラーケンなどシステムに関しては本当に素晴らしいとは思いますが、ここ最近のEPICのティムCEOといい、今回の記事での発言といい、一応幅広いシステムに対応する汎用エンジンを開発するEPICにしては、ちょっと特定のハードに媚びすぎというか、入れ込みすぎではないかとも感じられます。これは海外のメディアでもそんな指摘が出始めていて自分も若干そう感じます。

PS5のストレージシステムに対して、XboxSeriesXのストレージシステムはどうなのか、その辺りも言及してくれるとよいんですけどね。ユーザーとしてもその辺りは知りたい部分であります。

海外のコミュニティでは、「ソニーとEPICのSSDマーケティング」とか、ティムCEOからPS5はPCより遥かに優れていると言われたPCユーザーコミュニティでは「EPICはソニーからいくらもらったんだ？」とか言われていましたが、実際にPS5もXboxSeriesXもSSDを前提に速度を追求し設計した、正に新世代のアーキテクチャでもあるので、ストレージ周辺システムやI/Oが優れているのは間違いないと思います。ティムCEOもPCのシステム革新に繋がる事を望んでいるようです。

個人的に知りたいのは、あのUE5のデモでPS5の5.5GB/s SSDが、どれくらいの速度で動いていたのかです。これはEurogamerのデジタルファウンドリーでも指摘していて、UE5公開事にその数値に関しての質問の回答をEPICから得られなかったようで、是非とも知りたいので近い将来に公開されることを願うと触れています。

とにかく、PS5の爆速SSDとI/Oにより、PS5専用として最適化され、DualSenseの新感覚コントローラーも加わった独占タイトルで、どれくらい我々ユーザーを新感覚の体験で驚かせてくれるのか、それこそが本当に楽しみで仕方ありません。🔚