次世代機の登場はもうすぐそこまで来ています。
コロナウィルス感染拡大が発生し、世界が私たちの周りで燃えているとはいえ、ソニーとマイクロソフトがこのホリデーシーズンに何らかの形で、彼らの新しいシステムを棚に並べることを決意しているかのように思えます。
『いろいろな話を聞いて、いくつかのことを見てきましたが、結局、実際に自分の手に取り、実際に観ないと伝わらないんですよね。』
この意見に賛同する人がマイクロソフトのXBOX部門責任者フィル・スペンサー氏だ。
スペンサー氏は、元Nintendo of America社長のFils-Aimé氏による新しいポッドキャスト「Talking Games」の第2回目のエピソードに登場しました。
その中で、彼は次期システムについて話しただけでなく、この新世代への飛躍がどのようになるのかを伝えようとしていることへの不満も語っている。
『彼らは好きなだけ話し、好きなだけ見せる事が出来ますが、最終的にはそれは自分自身で感じるための代替品ではないのです。私が、公の場で話してきたことの一つに、フレームレートが高く安定しているゲームをプレイした時の感動と心地良さがあります。それを映像で見せることは不可能です。どうやってこの心地良さを表現するのか?です。』と述べています。
流動性などで得られる没入感が、映像の能力に匹敵するところまで来ています。
このような世界の中で、どうやってそれを人々と共有するのか?
私自身もここで何度か言っていますが、結局、次世代の誇大広告は全てが楽しいものになりますが、自宅のモニターやテレビで実際にマシンが動き映像を見るまでは、誇大広告以上のものではないということに変わりはありません。
XboxシリーズXだけでなく、プレイステーション5も今年の終わりにリリースする予定ですので、自分自身で購入しその手に取り、実際に見てみましょう。
via Gamingbolt
※
マイクロソフトもユーザーに伝える見せ方に苦慮しているようです。正直なところ、見せ方ではソニーは実に巧くやっているなと感じます。その点では、マイクロソフトもソニーから学ぶべき事はあると思います。その代表的なのが、ソニーのState of Playです。開発者自らがナレーションで解説しながら、ゲームプレイする形の今のネット全盛の時代に沿った新しいスタイルの見せ方でもあります。
伝統的なハリウッド映画予告編のように、スタイリッシュでシネマティックなトレイラーにはユーザーも飽きているという事です。もちろん、それが一切いらないという事ではなく、ゲームの世界のイメージを伝える方法として、宣伝としては必要だと思いますが、ユーザーが一番観たいのは実際のゲームプレイしている映像、画面が観たいという事です。State of Playが評価されている事からも、それは明らかです。
結局は、いくら「実機のゲームエンジンからのキャプチャ映像」と強調しても、実際のプレイ映像ではないシネマティックな演出の映像では、プレイ映像とは受け取られないという事をマイクロソフトは理解すべきだと思います。(当然分かってはいると思いますが
ですので、マイクロソフトも7月とアナウンスしている、傘下のファーストスタジオタイトルのお披露目では、スタイリッシュなトレイラーだけでなく、前述の「開発者が解説しながらゲームプレイをする映像」も交えて見せてくれたらよいと思います。🔚
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