MicrosoftのXBOX部門のボス、フィル・スペンサー氏は、CNBCとのインタビューで「XboxSeriesXのハードウェアは順調で予定通り年末に発売されます。ただし、ゲーム開発に関してはコロナウイルスによるリモート作業など開発プロセスの複雑さのために「より大きな未知の問題」としています。
多くの業界の従業員と同様に、ゲーム開発者はここ数か月間、在宅勤務への切り替えから生じたロジスティックな課題に直面しています。
コロナウィルス危機により、ゲームの開発とプロセスがさらに複雑になり、The Last of Us Part 2やWasteland 3などのいくつかの主要タイトルは結果的に、発売を延期しています。
Xbox Series Xは今のところ、順調に量産も開始されているようですが、ファーストパーティのタイトルの開発状況に関しては「いい感じではあります」とは述べましたが、まずはスタッフの安全が最優先事項ですと強調しました。
「私たちは毎日学んでいます。私は何度も言いますが、チームの安全は最も重要なことです。それは私たちのオンライン・サービスで、お客様の安全を確保するでもあり、明らかに非常に重要な事です。より大きな未知数は、おそらくゲーム開発であり、それが正直なところです。現在、ゲーム開発は大規模なエンターテインメント活動です。何百人もの人々が集まり、アセットを構築し、クリエイティブに取り組んでいます。
ハードウェアの面では、私たちは今のところは計画に満足しています。明らかにいくつかの影響がありますが、全体としては私たちが予想していたところに沿って動いていると思います。」
最近のニューヨークタイムズのレポートによると、一部のサードパーティゲーム開発者は、今年の後半に予定されているゲームを延期するのではなく、ボリュームをカットすることを決定したとのことです。
マイクロソフトは木曜日、5月7日のInside XboxでのXbox Series Xのゲームのゲームプレイを披露すると発表しました。どうやらサードパーティー開発のゲームも披露されるようです。それは最近トレイラーが公開された、アサシンクリードの新作ヴァルハラになるようです。
3月、Xbox Game Studiosのボス、マット・ブーティ氏はファーストパーティゲームをすべて統括していますが、マット氏によるとコロナウイルス危機によって開発チームに与えた影響について「社内開発チームはそれぞれ独自の課題に直面していた」と明かしています。
フィル・スペンサー氏は「私たちは、ゲームが社会的距離の間の人々を繋ぐことを知っています。そして、私たちは世界のプレーヤーコミュニティに最高品質のXbox Game Studiosゲームを提供することを約束します。同時に、Xbox Game Studio開発チームの健康と安全が私たちの最優先事項です。各スタジオは特定の場所に応じて固有の課題と制約に直面しており、世界中の多くの外部開発パートナーも同様に影響を受けています。私たちはスタジオのリーダーたちが、この困難な時期に彼らのチームとゲームに適切な決定を下せるようサポートしています。」
という事で、Xbox Series Xのハードウェアのスケジュールは順調に進んでいるようで、年末には無事に発売されそうです。ただし、傘下のファーストパーティタイトルに関しては不透明な部分がまだあるようです。前例のない状況下でもあるので、これは仕方のない事ではあります。でもサードパーティからは、アサシンクリードヴァルハラが披露されるようで、これは楽しみですね。
とりあえずは、5月7日(日本時間5月8日よる0時)のインサイドXBOXに注目です。 🔚
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