nVIDIAがDLSSのアップデート版DLSS2.0を公開、合わせてHalf-Life: Alyxやバイオハザード3などをサポートした新しいGame Ready Driverもリリースしました。
DLSSとは『Deep Learning Super Sampling』の略で、Turing世代のGeForce RTXシリーズのグラフィックスカードより採用され、ディープラーニング(深層学習)向けユニットとしてグラフィックス・カードに実装されている「Tensorコア」を利用し、高品質なアンチエイリアシングやアップスケーリングなどをAIが実行する技術です。DLSSをONにする事で、画質も綺麗にしつつ、負荷を軽減させフレームレートが向上します。
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私もRTX 2080Tiの簡易水冷カードを使っていますが、DLSSをONにすると、確かにフレームレートが向上するのが分かりますが、タイトルによっては若干効きが強すぎて画質が多少甘くなるものもありましたが、今回の2.0のアップデートでAIの処理速度が倍に向上し、より高精度に高画質化、フレームレート向上効果が良くなるようで、ようやくRTXカードに搭載されているTensorコアの威力が十分に発揮される時が来た!という感じです。
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簡易水冷モデルですが、ヘビーに使っても53〜55度で安定、2000MHzを超えるクロックも頻繁に出てます。
電源は4×4の8PIN。オススメですが日本未発売。amazon.comから購入する事になります。
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DLSS 2.0では、1/4から1/2のピクセルをレンダリングするだけで、ネイティブ解像度に迫る高画質を提供可能にするそうで、これには映像の細部を高精細化してシャープにし、フレーム toフレームの安定性を改善する新しい一時フィードバック技術が使われているようです。
更にAI自体も一新、搭載されているTensorコア使用効率が大きく改善されてDLSSから約2倍も高速化。これによって、フレームレート向上、サポートGPU、設定、そして解像度の制限もなくなりました。
今までのDLSSでは新しいゲームごとにディープラーニングAI(深層学習AI)を学習させる必要がありましたが、DLSS2.0ではゲームではなく特有のコンテンツを使って学習させることで、ゲームへの統合速度が格段に上がりDLSS対応ゲームも増加するでしょうとの事。
更にDLSS2.0では、3つのモードが選べるようになっています。
パフォーマンスモード(フレームレート重視)
バランス・モード(フレームレートと画質のバランス重視)
クオリティ・モード(高画質重視)
の3つのモードが選べるようになり、好みで選択する事が出来るようです。
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3つのモードが選べるように。
nVIDIAが公開した映像ではDLSSと新しいDLSS2.0の効果比較も披露されており、処理速度や学習精度が大幅に向上した事で、より高精度に目覚ましいまでの画質向上効果が確認出来ます。ようやく常用出来るレベルになった印象です。
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nVIDIAはDLSS2.0のパフォーマンスモード、クオリティモードの映像も公開しており、1080P、1440P、4K解像度、どの解像度でも大きく効果が認められます。解像度制限の撤廃は大きな進歩ですが、特に1080P解像度での恩恵効果は大きく、1080P解像度で高フレームレートを常用しているゲーマーやプロゲーマーには大きなメリットになりそうです。
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このDLSS2.0対応タイトルはこのアナウンス時点ではDeliver us the Moon、Wolfenstein Youngblood、Mechwarrior:Mercenaries、CONTROL DLCとなっていて、今後増えていくと思われます。
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特にCONTROLは現時点では、最多のレイトレーシング効果を多用した唯一無二のタイトルであり、DLSS2.0もいち早く対応するので、まだPC版未プレイの方は次世代最新グラフィックス・テクノロジーを体験するなら、イチオシのタイトルだと思います。PC版CONTROLはEPIC GAMESストアで1年間の独占販売なので、現時点ではEPIC GAMESストアから購入するしか手段はありません。 🔚
CONTROLとDeliver Us The Moon のレイトレーシング効果のON、OFFの比較動画も作ってみたので、ご参考までにご覧ください。
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