毎年、世界最大のゲーム見本市でゲーム業界においても最大のお祭りとなっているElectronic Entertainment Expo(以下E3)を開催しているアメリカのゲーム業界団体Entertainment Software Association(ESA)が、6月9日よりアメリカのロサンゼルスで開催予定だった「E3 2020」の開催をコロナウィルス拡大懸念から中止することを発表。
ESAによるアナウンス
『ゲームファン、我々の従業員、出展される方々、長年のE3パートナー、ゲーム業界全ての人々の健康と安全に関して私たちのメンバーである出展企業と慎重に協議をした結果、6月9日〜11日にLAにおいて開催予定のE3 2020を中止するという難しい決断をしました。』
出展者や参加者には全額の返金に関する情報を直接提供するとしていて、その他に本来の開催月である2020年6月に、ゲーム関連の発表やニュースを紹介するオンラインイベントを検討中とのこと。
素人目にはやけに早い決定だなと面食らった感じですが、イベント規模の大きさ、出展企業の準備期間などを考えると、損失を最小限に抑える為にも早めのこの時期に決めないといけなかったんでしょうね。。
しかし、次世代機など発売されるゲームユーザー、関連業界にとって特別な年、お祭りイヤーになるはずだったのが、今回のコロナウィルス拡大のせいで台無しにされた感じです。。正に前代未聞。
昔と違い、現在はオンライン環境が充実しているので、こういう状況下ではオンラインイベントなどで多少はフォローアップ出来ることだけが救いですね。。
懸念していたE3中止という正に最悪の結果になってしまいました。コロナウィルス拡大で、イベントだけでなく様々な企業活動にも影響が出始めているので、ゲームユーザーとして気になるのは次世代機の量産スケジュールが遅れる懸念です。最悪のケースでは発売時期がズレ込む、もしくは年末発売時に十分な台数を準備出来ず、品薄になるということも覚悟しなければならないかもしれません。。コロナウィルス問題が早く収束し、そうならない事を祈るばかりです。。 🔚
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