スティーブン・スピルバーグ監督作「レディープレイヤー1」の製作、プロデューサーを務めたダン・ファラーが製作、監督したUFO情報の暴露ドキュメンタリー映画「Age of Disclosure 」がプレミア公開されました。本作には、現在のトランプ政権で国務長官を務めているマルコ・ルビオ国務長官やUAP問題を追求しているティム・バーチェット下院議員、アンナ・ポウリナ・ルナ下院議員、内部告発者のルイス・エリゾンド氏、ジェイ・ストラットン氏、元海軍提督のティム・ギャローデッド氏、クリフトファー・メロン氏、エリック・デイビス氏、ハル・パソフ博士、ゲイリー・ノーラン博士など政府、軍、科学者など合計34人の錚々たる面々が出演し、インタビューで衝撃の事実を明かしています。
DeadLineのインタビューでダン・ファラー監督は、スピルバーグの「未知との遭遇」「ET」などでこのジャンルに興味を持ったそうで、結果的に自分が観たい、知りたいと思えるUFOドキュメンタリー映画を作りたいと思うようになったのがきっかけだったと述べています。
そして、この映画を作っていて一番印象に残った事は何かと聞かれ、それは
「米政府関係者が超党派でこの問題(UAP=UFO)が現実で非常に深刻に受け止めていたにも関わらず、この重大で巨大な事実を一般の市民はほとんど何も知らないというギャップに一番驚いた。」
と述べています。
ファラー監督は、「この事実について明らかにするために政府内では本当に集中的な取り組みが行われています。法的に可能な限り情報開示が行われるように積極的に取り組んでいるのです。この映画がその一助になれればよいと思っています。事実、政権内にはこの映画が一般に公開される事で、情報開示に役立つと考えている議員もいます。安全保障上、全て明らかに出来ない内容もあるとは思いますが、少なくとも我々はこの広大な宇宙で孤独ではない。という基本的な真実は人類史上最大の問題です。その答えが明確にイエスなら私たち市民は知っておくべきです。」と述べています。
そして映画に出演した元軍関係者、元政府関係者、内部告発者が登壇しQ&Aが行われたようです。登壇したメンバーもまた錚々たる面々です。
映画で明らかにされている事とQ&Aで明らかにされた驚きの内容がSNSで記述されていたので、ご紹介したいと思います。ネタバレになるので、その点はご注意ください。
- ビデオも含め、反論の余地のない決定的なUAP、NHI(人間ではない知性体)の証拠が存在する。
- ジェイ・ストラットンとルイス・エリゾンドは、台本通りあるいは少なくとも綿密に練られた方法で彼らの話を語っている。
- ハル・パソフ博士は、我々が知らないレガシープログラム(極秘計画)で他の科学者たちと働いていたことを正式に確認。
- スティーブン・ムニューシン財務長官は、トランプ大統領が情報開示の記者会見を開いた場合の経済的影響を予測するため、墜落物回収プログラムについて説明を受けた。
- CIAの科学技術部門は、政治的に任命されたCIA長官よりも多くの知識を持ってUAPクラッシュ・リカバリープログラムを運営している。 これは、1947年にトルーマンがロズウェルの数カ月後にCIAを創設したことに遡る。
- ハル・パソフ博士は、UAP墜落事故回収プログラムの仕組みを詳しく説明。
- DOE(米国エネルギー省)は通常の分類システムから外れているため、彼らはそれを秘密にしてきた。
- ハル・パソフ博士によれば、複数の人間ではない種族が存在する。
- ロシアは人間ではない人型種族の乗組員と指向性エネルギー兵器(DEW)を持つ80フィート(約24m)のチックタック型の物体を回収した。
- ジョージ・H・ブッシュ大統領は、エリック・デイビス博士に、40年代以降のいくつかのCR(クラッシュ・リカバリー計画)とホロマン空軍基地でのNHI(人間ではない知性体)との会合の詳細を語った。
- バチカンはNHIの真実を知りながら、それを隠蔽した。
- テキサス州スティーブンビルでのUFO事件は、”ダブヤ “大統領の牧場を巻き込んだもので、CIAが現れ、ジェイ・ストラットンの立ち入りを拒否した。
- ルビオ国務長官は、国防請負業者がいかにUAP技術を自分たちのものだと主張しているかについて話した。
- ハル・パソフ博士とエリック・デイビス博士は、UAPの推進バブルとその効果を示す写真について話し、UFOの写真が曖昧に見えるのはそのせいだと言及。
- エリック・デイビス博士によれば、ゼロポイント・エネルギー(ZPE)と量子もつれに由来するエネルギーは実在する。
- この推進技術を外部に漏らすリスクが秘密主義の大きな部分を占めている。
- ジェイ・ストラットン氏は “強烈な情報 “は明らかにすべきではないと言っているが、それは「技術」という意味ではないように思えた。
- ハル・パソフ博士はUAPの存在を認めた。
- 27人のグループがルイス・エリゾンド氏とデイビッド・グルシュ氏を殺すと脅した。
- パソフ博士は「星に行けるかもしれない」という希望に満ちたメッセージを発した。
- ルイス・エリゾンド氏の「もっと早く知りたかった」というメッセージは不吉。
Q&A
- ジェイ・ストラットンは強烈だった。彼はNHIの技術がどこにあるかを議会に見せたが、否定されたと言った。
- これを克服するために、多くの人々がこの問題に参加することを提唱した。
- ストラットン氏は、中国やロシアが先にこの技術(UAPの推進技術の解明)を手に入れ、チェックメイト(終わり)になることを心配している。
- ハル・パソフ博士は、進歩はしていると考えており、最近UAPの取り組みを始めた国の科学技術組織での仕事について言及。
と、かなり興味深い内容の数々でした。特にトランプ大統領がUAP情報の開示をした際の経済的な影響(株式市場、産業)を予測するために、UAPの墜落、回収、リバースエンジニアリングについてブリーフィングを受けたというのは、現実的な内容で気になりますね。トランプ大統領は本当に公開する気でいるのでしょうか?功績を気にする方でもあるので、人類史上最大のことになるので、それを公表した大統領となれば歴史に名を残すことは出来ますので、発表する可能性はあるかもしれません。
一つ言えるのは、人間以外の高度な存在は公開すべきという声はあるものの、その宇宙船の動力源やテクノロジーについては、水面下で軍拡競争が存在しているようですので、国家安全保障、そしてエネルギー産業や様々な産業への影響を考えると、伏せておいた方が良い「秘密」ではあるかもしれません。
しかし、前述のようにもう隠しきれないくらいまで情報が拡散されつつある今こそ、一気に公開すべき段階に来ているのかもしれません。
「Age of Disclosure」は日本では公開の予定すらなく、配信でもおそらくないかもしれません。ここ数年で海外のこうした素晴らしいUFOドキュメンタリー作品が日本では全く配信されず、見る機会なくなっているのは悲しい事です。おそらく、無関心な方が多いんでしょうね。今の所、IPアドレスにまでリージョン規制がかかっているので、VPNなど非合法な方法などを駆使しないと視聴出来ないのは残念です。
日本でも是非、公開か配信して欲しいと願っています。
コメントを残す