CD Projekt REDは、次回作『The Witcher 4』が大規模で非常に詳細なディテール規模のオープンワールドになり、これまでのオープンワールド大作(The Wicther 3、Cyberpunk 2077)よりもさらに大規模で野心的なタイトルになると明かしています。
Eurogamer のインタビューでCD Projekt RED の技術担当バイスプレジデント Charles Tremblay 氏は、効率の良いUnreal Engine 5(アンリアルエンジン5)を主な開発ツールセットとして採用した事によって、『The Witcher 3』 や『Cyberpunk 2077』より「より良く、より大きく、より偉大な」ものであることを保証するものです。と自信を込めて語っています。
そして、同スタジオは『サイバーパンク2077』の時のような“酷いローンチ”を避けることも望んでいます。
CDPRの技術担当バイスプレジデントであるチャールズ・トレンブレイ氏は、噂になっている「REDengineがサイバーパンク2077の開発におけるスタジオのトラブルの具体的な原因」ではありませんし、『サイバーパンク2077』がアンリアルエンジン5(UE5)への変更の重要な理由ではありません。と否定しています。
“念のため、100%はっきりさせておきたいのは、私を含めチーム全員がサイバーパンクのために開発したエンジンを非常に誇りに思っているということです。ですから、『乗り換えなければならないほどエンジンが酷い』とか『もう今すぐ殺してくれ』とか、そういうことではありません。 それは真実ではありませんし、これがUE5への変更を決断した理由でもありません。
その代わりに、我々は複数の大規模プロジェクトを同時に並行して開発したかったのです。すなわち、ウィッチャーの次回作、コードネーム「Orion」と呼ばれるサイバーパンクの続編、コードネームHadarと呼ばれるまだ遠い将来の新規IPです。「過去の私たちの物作りのやり方は、非常に一方的で、一度に1つのプロジェクトを進めるようなものでした。私たちは限界に挑みましたが、同時に複数のプロジェクトを並行して進め、技術を共有することは容易ではないこともわかりました。”
Tremblay氏は
“それが簡単だとは言いませんが、クールなものをいくつか用意しています。 ただひとつ言えることは、私たちの技術を変えても、私たちが常に野心的であるという事実は変わらないということです。そして、次回作のゲームが前作より規模が小さくなることはないですし、悪くなることもありません。ですので『ウィッチャー3』よりも『サイバーパンク』よりも、より良く、より大きく、より偉大なものになるでしょう。もう後戻りはしたくないのです。
もしかしたら悪いことが起こるかもしれないとしても、過去数年間で達成したこと以上のものにするためには、できることはすべてやろうと思っています。だから、基本的に技術は私たちにとって障害にはならないはずです。”
マップの規模という点でみると、『サイバーパンク2077』の世界は『ウィッチャー3』よりは明らかに小さいとは言えますが、CD Projekt REDは両作品で、拡張コンテンツを含めなくともプレイヤーを何十時間と飽きさせないだけのコンテンツをギッシリと詰め込み、巨大で濃密なプレイ空間を作り上げています。
私も『サイバーパンク2077』のベースゲームに関しては、やる事がないまでに全てをプレイし尽くしています。「仮初めの自由」はまだ完了していませんが、『ウィッチャー3』より遥かに規模の大きさは感じました。
『ウィッチャー4』は来年2025年から開発が本腰を入れて本格的に始動するようなので、詳細が判明するまでには、まだしばらく時間がかかりそうですが、楽しみにしたいですね。🔚
via Eurogamer
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