『Star Wars Jedi : Survivor』のPS5Proでのパフォーマンスモードでのプレイで、AIアップスケーラーのPSSRが原因?と思われる画面の一部にチラつき、揺らぎ、ノイズなどが生じるという現象が起きているようです。
PlayStation 5 Proは、PS5Pro EnhancedでAIアップスケーラーのPSSR(PlayStation Super Spectral Resolution)を採用しているタイトルでは、高精細で60fpsのフレームレートを実現出来る事から、好意的に受け入れられています。
しかし残念ながら、Respawn Entertainmentの『Star Wars Jedi: Survivor』『Silent Hill 2』など、一部のタイトルではAIアップスケーラーに不具合があるようです。
Digital Foundryは最近公開したビデオで、PSSRのアップスケーリングが原因である可能性がある、パフォーマンスモードでプレイした際の画面の一部のチラつきを報告しています。
その結果、PS5よりも画面の一部がチラつき、不安定で明らかに劣化しているように見えています。この問題についてエレクトロニック・アーツは、公式Xアカウント(旧Twitter)で、「この問題を認識しており、積極的に調査している。」と述べています。現在のところ、修正の予定時期は未定のようですが、近日中にパッチがリリースされるかもしれませんね。
同様の問題に直面しているタイトルには、Bloober Teamの『Silent Hill 2』リメイク、Activisionの『Call of Duty: Black Ops 6』、『EA Sports FC 25』などが複数作品に及んでいるようです。この問題は、PSSRを使用する60fpsのパフォーマンスモードに限定されているようです。
『スターウォーズ ジェダイサバイバー 』の問題について、resetERAにユーザーが投稿したところ、その返答に開発者と名乗る匿名の投稿者Koralskyというユーザーが返答しており、開発キットのバージョンの古さに起因するPSSRの初期バージョンによる問題と指摘しています。
「これは UE4 ゲームなので、SDK9 を使用しています。 これは、古いバージョンのPSSR実装を意味します。もしかしたら初期のものかもしれません。最新バージョンの PSSR を使用するには、それ以降の SDK (10 以上) を使用する必要があります。
新しいバージョンのPSSRを使用したUE5.5タイトルは、内部解像度が低くても、かなり見栄えが良くなると確信しています。
NDAの関係で具体的なことは言えませんが(PSSRのイテレーションがすでに何種類あるのかとか、どのような改善点があるのかとか)、PSSRを使用したPS5 Pro対応ゲームの第2弾/第3弾では、IQ(イメージクオリティ)の改善が期待できます。
私が取り組んでいるゲームでは、PSSR(後期のバージョンの1つで、最新のものではない)はTSRやFSRと比べてはるかに良い結果を出しています。 今後6~12ヶ月で、PSSRは、Proサポートタイトルの最初のバッチで使用された初期バージョンと比較して、はるかに良い状態になると期待しています。 すでにそうなっています。」
かなり具体的な内容ですが、公式による確認はされていないので、事実かどうかは分かりませんが、AIアップスケーラーのPSSRに起因する問題ではありそうなので、Poralsky氏の説明の通りなのかもしれません。
パッチで改善出来れば良いのですが、、
🔚
via resetEra
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