パナソニックの「マイクロレンズ有機ELパネル」を搭載して大幅な輝度向上、サウンド面は「360立体音響サウンドシステム+」で20個近いスピーカーを搭載、Technics監修で磨き上げたMZ2500(海外モデルはMZ2000)。
そんなMZ2500が我が家に来て2ヶ月が経過、本当に素晴らしい完成度のTVだなと日々感じながら楽しんでいます。
MZ2500の「360立体音響サウンドシステム+」ですが、冗談抜きでTV内蔵スピーカーとは思えないサウンドを聴かせてくれますが、人によっては音の拡がりや立体感がもう少し欲しいと感じる人もいるのではないかと思います。
そこであれこれいじっていたところ、音場が更に拡がりかなりド派手なサウンドになる方法がありました。
そんな大した事ではないのですが、それは設定→音声調整→オートAI – 音質調整の項目。これは、説明にも書かれている通り、音声モードを「オートAI」にしている時に、音場効果の変化量を調整するもの。0に近づくほど、変化の少ないスタンダードな音場になり、数値を上げればより変化の大きいダイナミックな音場になります。
この設定、デフォルトでは0に設定されています。音場の好みは人それぞれなので、どの数値が良いとは一概に言い切れませんが、私はこの項目を色々なソースを聴いた結果「8」に設定しています。
8に設定すると、相撲中継は場内の歓声やアナウンスがTVの枠を大きく超えて拡がり、まるで国技館で観戦している感じに近い臨場感になります。映画でもセンター定位は損なわずに、相撲と同様に爆発音や音の移動感が増し、音場は派手になり迫力も段違いです。ようやくサイドスピーカー、トップスピーカーの本領発揮しているなと感じる音です。
ただし、あまり数値を上げすぎると、ソースによってはセンターのセリフに擬似的な?エコーが気になり始めるので、その加減は好みだと思います。個人的な好みでは6〜8あたりが良いかなと感じました。
MZ2500は、せっかく20個近いスピーカーを搭載したサウンドシステムがあるので、多少擬似的でもより活かす方向に持って行った方が良いかなと。こんな事が出来るのも、センタースピーカーのフロントアレイスピーカー群が優秀だからこそ使えるのではないかと思います。
この音の拡がり感の差は本当に凄いので、MZ2500オーナーさんは是非試してみてください。気にいるかどうかは人それぞれですが、このスピーカーシステムをより活かせるのではないかな、と私は思っています。🔚
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