スティーブン・スピルバーグの映画『未知との遭遇』に登場する、フランス人学者のモデルにもなった、UFO研究の第一人者でもあるジャック・ヴァレー博士によると、1981年から1996年まで米国会計監査官を務め、広範な監査を行い、政府部門の財務を厳しく監視したチャールズ・ボウシャー氏が、1984年頃に
「機密プロジェクトの大規模な監査中に、墜落したUFO回収プログラムを発見した。」
と驚くべき事実を述べていたようです。
ジャック・ヴァレー博士は、
“1984年から1985年の期間にボウシャー氏は、奇妙な特殊アクセスプログラムの痕跡を発見しました。これは確実に、すべての分類、行政命令、規制、および議会規則に違反していました。”
とヴァレー博士は自身の日記に2004年9月24日の記事で書いているそうです。
「彼らは司法当局に引き渡すことを検討しましたが、DoD（国防総省）に影響力のある人物が、それを封じました。レビュワーたちは、そのプログラムが異種族の、つまり地球外の乗り物に関係していたと述べています。」
ボウシャー氏は昨年2022年9月30日に亡くなっています。
ジャック・ヴァレ博士は、1934年にフランスで生まれた研究者、作家でもあり科学者です。彼はUFO研究や超常現象に関する著書で知られており、「宇宙人接触の神秘」や「超常現象の起源」最近では「トリニティ」などの著作があります。
ヴァレ博士は、航空工学や情報技術の分野でも研究を行っており、コンピューターの先駆的な開発者の1人としても知られています。彼はUFO現象を科学的な手法で研究し、UFO現象が単なる幻想ではなく、科学的に実在していると述べています。ヴァレ博士の研究は賛否両論ありますが、彼は独自の視点で興味深い研究成果を残した偉大な研究者の1人です。
会計監査官からもこのような事実が出てくる事自体が、非常に興味深いと同時にやはり何かがあると思わざるを得ないですね。。しかも、国防総省に影響力のある人物がそれを封じたという、まるで映画やTVドラマの『X FILES』のような話です。事実だとしたら、非常に闇の深さを感じると同時に得体の知れない怖さを感じます。
他にも、いくつかの予算で約90億ドル（約1兆2200億円）もの食い違いがある事を発見したようです。そして、UFO回収リバース・エンジニアリング・プロジェクトは、政府や軍の主導ではなく、完全に民間企業（軍事産業）がプロジェクトの主導権を握っているため、監視の目が行き届かないようです。ある意味、巧妙に覆い隠されているようです。
クリントン、ブッシュ政権時に国防総省の情報高官だったクリス・メロン氏も2020年にジェームズ・フォックス氏が製作したUFOドキュメンタリー「The Phenomenon」の中で、
「もし、回収された物体（UFO、UAP）の残骸、破片がある場合、それはとても深く埋もれ、覆い隠されているので、通常の政府監視プロセスの範囲外にあり、それがこの分野で問題（障害）になっているところだ。」
と述べています。
残念なのはご本人であるチャールズ・ボウシャー氏は昨年にお亡くなりになってしまった事です。
しかし、国防総省のAARO（全領域異常解決局）は未確認物体回収、リバース・エンジニアリング・プロジェクトに携わる内部告発者とも面会しているらしいですが、公聴会で出してくる情報がどうにもピンとしない冴えない物ばかりで、果たして公聴会で爆弾的な情報が出てくるのでしょうかね。。
多くが機密扱いで、表に出てくる物は非機密化された物なので、期待したいのですが、AAROの小出しの姿勢からも個人的には期待出来なさそうにも感じます。。
数十年ぶりの大転換期になっているUAP（UFO）情報公開機運ですが、その壁は相当に厚そうです。🔚
via Mailonline
コメントを残す