『ゲーム・オブ・スローンズ』から遡る事、200年前に起きたドラゴンのダンス(双竜の舞踏)と呼ばれる、ターガリエン家衰退のきっかけとなった内戦が描かれる『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』シーズン1は、衝撃的な展開で終わりました。
『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』シーズン1は、日曜日の初回放送から翌週の金曜日までに2,000万人の視聴者を獲得し、HBOのオリジナル新シリーズとしては史上最大の視聴者数となり、2022年のベストテレビランキングにもランクインし、早々にシーズン2へ更新が決定していました。
シーズン1最後の衝撃的な事件(事故?)により、シーズン2で紛争はより一層激化し、より多くの死と破壊を引き起こすことにつながる事になりそうです。
シーズン2で待っているのには、戦争でしょう。ドラゴンのダンスと言われたターガリエン家の内戦です。
アリセントとレーニラは、ヴィセーリス・ターガリエンが死に際に発した言葉で残した混乱の中で、なんとか平和的な道を歩もうとしていました。
しかし、シーズン1の終盤でのルセーリスの死は、その努力をすべてを吹き飛ばすもので、レーニラは息子の無慈悲な死に対して直ちに復讐を求めるでしょう。デイモンはより危険な存在になるかもしれません。
エーモンの過去の行動を考えると、ルセーリスの死が事故だったとは言わないでしょう。エーモンが目には目をというなら、レーニラは息子には息子をと、王位だけでなくエーモンの命すら狙う可能性は十分にあります。
せっかくアリセントとレーニャの絆が修復されつつあったところでの、ルセーリスの死は取り返しのつかないことになるのは間違いないでしょう。
レイニラの義理の兄を演じるTom Glynn-Carneyは、さらなる「大混乱」が待ち受けている。と予告しています。
気になる『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』シーズン2ですが、撮影はすでに始まっていることが分かっています。Film & Television Industry AllianceのProduction Listによると、撮影は3月6日に開始され、イギリスとスペインを拠点に制作が行われているとのことです。撮影は今年の12月に終了することになっていると報道されています。
シーズン2の製作はシーズン1と同じ1年程度かかるようなので、2024年の春か夏までくらいまでは、新たな映像を見ることはできなさそうです。
年末までにはティザー予告編くらいは公開して欲しいところ。
新キャストもVarietyで報道されていて、ゲイル・ランキンは、ハーレンホールの住人であるヒーラー、アリス・リバーズを演じます。『House of the Dragon』の原作(ジョージ・RR・マーティン執筆)小説『Fire & Blood』で、アリスは神秘的なビジョンを持つ魔女で、ターガリエンのグリーン派内で有力な人物となっているとのこと。
サイモン・ラッセル・ビールは、シーズン1でマシュー・ニーダムが演じたラリス・ストロング卿の大叔父にあたるハーレンホールのサイモン・ストロング卿を、フレディ・フォックスは、オットー・ハイタワー(リース・イファンス)の息子で、アリセント(オリビア・クック)の兄であり、彼女の子供たちの叔父にあたるグウェイン・ハイタワー卿を演じるようです。アブバカル・サリムは、ステップストーン作戦で活躍したヴェラリオン艦隊の船員、アリン・オブ・ハルを演じるとの事。
いずれしろ、「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」シーズン2は、まだまだ我慢して待つ日々が続きそうです。🔚
via Variety
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