『Dead Space Remake』とりあえず、序盤をプレイした簡易レビュー。

, , ,

    

1月28日、遂に発売された『Dead Space Remake』ですが、私もデジタル・デラックス版を予約購入し早くプレイしたくて待ち焦がれていたので、早速日本時間の1月28日深夜1時解禁を待って即座にプレイを開始しました。

深夜1時とプレイ開始時間が遅かったので、1時間半程度のプレイでまだ序盤のプレイですが、とりあえず感じた事を簡易レビューしたいと思います。私はPC版ではなく、Xbox版を米国XBOXストアで購入してプレイしています。

「 Dead Space 」フルリメイク版、米国XBOXストアでデジタル版を予約購入。

まず、グラフィック設定オプションでは、パフォーマンスモードのON/OFFが出来ます。OFFにする事で、クオリティモード(品質優先)になります。品質優先モードではレイトレーシング効果もONになるようです。

個人的にモーションブラーもフィルムグレイン効果も好きではないので、両方ともにOFFにしています。最初は、パフォーマンスモード60fpsでプレイしようかと思いましたが、いざプレイしてみると、クオリティモードでもフレームレートが思っていたより高く、安定しているので、パフォーマンスモードとはとりあえずOFF(クオリティモード)でプレイしています。

本作は、暗い世界にライトなどが照らされるライティング効果の場面が多いので、レイトレーシング効果があった方が良いかな、、という判断です。ま、このあたりはお好みでチョイスされれば良いかもしれません。

あと、高品質なヘッドフォンやヘッドセットでプレイされる方は、臨場感溢れる空間オーディオを堪能するためにもオーディオ設定→オーディオチャンネル→3Dオーディオに変更しておきましょう。Xbox Series X|Sならば、Dolby Atmosアプリなどで、ゲーム設定にしておく事もお忘れなく。

ただし、3Dオーディオに変更してキャプチャすると、アイザックのセリフが響いて聴こえにくい感じになってしまうのを確認しましたので、キャプチャする方は、ステレオでプレイされた方が良いかと思います。

早速プレイ開始して感じたのは、オリジナルとはもう別世界、別物と言えるまでに進化したグラフィックです。壁、床、天井、オブジェクトなどは複雑な構造のディテールなっていて、前述の通りまるで別世界、別物と言えるレベルになっており、場所によってはオリジナルとはかなり変わった構造になっているところもあり、同じ作品とは思えないほどです。

更にライティング品質、フォグ品質も格段に向上した事で、本当に素晴らしいダークな世界観になっています。

ただし、一つ感じたのは、ライティング技術が格段に向上した事で、今回のフルリメイクではライトが完全消灯して真っ暗になる場面が多くなっていますし、そうでない場面でもオリジナル作品と比べて全体に暗い場面が多いので、暗部表示が苦手な液晶TV、モニターにはちょっと厳しいかなと感じました。黒がしっかりと出る有機EL(OLED)TV、モニターでのプレイの方が、よりこの漆黒のダークな世界観を満喫出来るではないかと思いました。

その有機EL(OLED)でも、昼間が明るいリビングなどでプレイする場合は、画面の反射で暗い場面は非常に見難くなり、OLEDでも厳しいと感じるくらいでした。遮光カーテンなどで暗く出来る部屋でしたら、問題ないと思います。

そしてサウンド。空間オーディオに対応した事で、とにかく、ゲーム内環境によって音の広がり、閉塞感などがしっかりと再現されています。室内を歩いていると、火花が散るスパーク音、そしてどこからともなく聞こえてくる不気味な環境音や重低音、そして低音で響く心拍音、敵を踏みつけた時に吹き出る血しぶきのリアルな音などなど、サウンドも別次元に進化しています。

プラズマカッター、パルスライフルの音もより鮮明でクリアになり、アイザックのフットスタンプ(踏みつけ)の際のドスン!というサウンドも硬質で響くようになり、床の材質の質感まで分かるかのようなクオリティにまで進化しています。

そして本作の特徴である、残酷描写もオリジナル作品以上にリアルになっています。床に横たわる欠損した亡骸、血まみれ、散乱する臓器、、そして様々なクリーチャーのディテールもリアルで、ホラー耐性のある自分でも本当に気味が悪いと感じるレベルです。

ゲームプレイは、オリジナルのプレイ感覚を大事にしているせいか、違和感もありません。私は本作を始める直前まで「デッドスペース2」と「デッドスペース」をXbox後方互換機能でプレイしていた事もあって、違和感なくプレイ出来ています。

後は、「デッドスペース リメイク」でのデフォルト設定の操作感にちょっとやりにくさを感じたので、踏みつけをRT→RBに、近接打撃をRB→ RT、ダッシュを左スティック押し込み→LBと、デッドスペース2に近い設定に変更しています。デフォルトでデッドスペース1(DS 1)、デッドスペース2(DS2)の設定が用意されています。

そして、本作で新たに導入されたサーキットブレーカーシステムは、行きたい方面のロックを解除して進めるもので、時にライトを全消灯させないと進めない事もあります。この真っ暗闇が一層の恐怖、緊張感を高めるのに役立っています。

トラムステーションも進化しており、オリジナルではチャプター終了→進むという流れでしたが、リメイクではメカニカルな動作をするムービーが追加されており、見た目もカッコ良くなり、中に入り操作画面を見ると、自由に行き来出来るようになっています。これによって、取りそびれたアイテムなども取れるようになります。

最後に、賞賛したいのは完璧な日本語化の完成度です。音声データ字幕からテキスト、UIやアップグレードベンチ、ストアなどの日本語解説から、ゲーム内の標識など、、どれも完璧なまでに日本語化されています。PC版では日本語化してプレイはしていましたが、コンソールでは長らく英語版でしかプレイしていなかった事もあり、日本語UIでプレイ出来る喜びを感じますね。

残念ながら日本語音声はありませんが、ここまで完璧に日本語化して頂けただけで私は大満足です。しかし、ここまで素晴らしい日本語化がされているにも関わらず、CEROのレーティングの壁のせいで、コンソール版が未発売というのは、本当に残念ですね。。

昨年の「カリストプロトコル」といい今回の本作といい、CEROはエンド・レーティングの見直し、改善を検討しないのかな、、と感じますね。エンドの「Z」でも欧米版から規制、修正が必要では、「Z」の意味がないような気がします。これは一部の海外メディアからも問題ではないかと指摘されていました。規制ありきでの「Z」ではなく、無修正だからこその「Z」レーティングで良いのではないでしょうか?

上の方でも言及しましたが、「デッドスペース」オリジナルとは違う見た事のないルートで移動したり、同じ場面でも全く構造、景色が異なっているところもあり、「リメイク」というより本当に1から作り直した「フルリメイク」ですね。 

開発者の方によると、グラフィック、サウンド、ステージに加えてモーションも、全てが一から作り直されているそうなので、デッドスペースを繰り返し何回もプレイされた方でも、全く違った経験を出来ると思いますので、間違いなく買い、ホラーゲーム好きであれば、「マストバイ」と言えると思います。

今後の「リメイク」作品のお手本と言っても良いくらい、素晴らしい完成度ではないかと。ここまで素晴らしい進化や改善がされていると、もいう新作と言って良いレベルだと思います。

今回の「デッドスペース」リメイクは、カプコンの「バイオハザード2、3」のリメイク大成功の刺激を受けて開発GOサインが出たとも言われているので、今後「デッドスペース2」もフルリメイク化してくれると嬉しいですね。

今後、最後までクリアしニューゲームプラスなどやり込んでみて、また改めてレポートしたいと思います。🔚

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

映画、海外ドラマ、音楽、ビデオゲーム、ガジェット、自作ハイエンドPC、車、バイク、政治、経済、株式投資、格闘技、70年代のTVドラマ、超常現象などが大好きな湘南在住の管理人です。東京に住んでいた頃は、ハイエンドオーディオ、ハイエンドホームシアターなど趣味で実践していました。現在は、ソニー4KブラビアX9500Gの85インチで洋画、海外ドラマ、ビデオゲームをYAMAHAのA3070AVアンプ経由で5-1-4 9.1チャンネルのDolby Atmos環境で楽しんでいます。映画やゲームレビューはこのシステムかサブシステムのLG 55インチNANO91 4K 120Hzで検証しています。様々な幅広いジャンルでの経験で得た知識、見識をレビューやエッセイも含め、色々と書き綴って情報発信していきたいと思っています。尚、当サイトで書く内容は、あくまで個人的な好みや価値観での意見を書き綴っていますので、あしからず。 YOUTUBEチャンネルでは、高画質をモットーに4K解像度のゲームプレイ、PCゲームのベンチマーク動画、グラフィック比較動画に加えて他に好きなものなど、色々と公開していきたいと思いますので、お気に召したらチャンネル登録をよろしくお願いいたします。  https://www.youtube.com/user/hidebusa720