アクティビジョン・ブリザード、2022年第1四半期決算を発表、『CALL OF DUTY』の今後の詳細な計画予定も明らかに。

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アクティビジョン・ブリザードが、最新プレスリリースを公開、2022年第一四半期決算発表に伴う、電話会議の開催、決算発表に伴う電話会議の開催、決算説明会、財務ガイダンスの提供を行わない事を発表しています。これは、マイクロソフトの買収提案取引に鑑み、また買収期間中の慣例としてという事のようです。

2022年1月18日、マイクロソフトはActivision Blizzardを1株あたり95.00ドルで全額現金取引により買収提案を発表しました。この買収提案取引は、慣習的な取引完了条件、ならびに米規制当局の審査及びアクティビジョン・ブリザードの株主の承認が完了することを条件としています。

この取引は、マイクロソフトの2023年6月30日に終了する会計年度に完了する予定ですが、Activision Blizzardとマイクロソフトの両取締役会は、この取引を既に承認しています。

そして、今後の各フランチャイズ業績の説明の他に、今後の計画などが明らかにされていました。注目の『CALL OF DUTY』の今後にも触れられているので、一部抜粋して日本語訳をご紹介したいと思います。


アクティビジョン

『Call of Duty®』 は、『Call of Duty: Vanguard』のプレミアム販売が前年同期比で減少し、『Call of Duty: Warzone™』のエンゲージメントが低下したことにより、コンソールおよび PC の純売上高が前年同期比で減少したようです。モバイル向け『Call of Duty Mobile』の売上は、前年同期とほとんど変わらないとの事。

『Call of Duty』チームは、第1四半期に「Vanguard」と「Warzone」のゲームプレイの大幅な改善を実現し、Infinity Wardスタジオが主導する今年のプレミアムタイトルとウォーゾーンの開発は非常に順調に進んでいるとの事です。

今年2022年発売予定の『コール・オブ・デューティ』は、これまで最も成功した『 コール・オブ・デューティー 』タイトルである2019年の『モダン・ウォーフェア®』の続編で、フランチャイズ史上、最も進化したエクスペリエンスとなる予定との事。プレミアムゲームと並行して一から作り上げられた新しい無料プレイのWarzone体験は、今年後半に明らかにされる画期的な革新的技術を搭載しています。

アクティヴィジョンは、第1四半期においても、『コールオブデューティー』の開発リソースを急速に拡大しています。開発チームは、PCおよびコンソールゲーム機でより魅力的なコンテンツを提供する事と、そして『Warzone』をモバイルプラットフォームで展開することに重点を置いているとの事。

【ブリザード】

ブリザードの第1四半期の業績は、主に『Warcraft』フランチャイズの製品サイクルのタイミングを反映して、前年同期を下回ったようです。ブリザードのチームは、ここ数カ月で主要フランチャイズにおいて重要なマイルストーンを達成し、第2四半期はブリザードのポートフォリオ全体で計画された大規模なリリース期間の始まりとなるようです。

Blizzardは、『Warcraft』コミュニティを喜ばせ、拡大するために、数々の新しい体験に取り組み続けています。『Hearthstone』の最新拡張コンテンツ「Voyage to the Sunken City」は、4月12日に発売されました。

ブリザードのチームは、『 World of Warcraft 』の大規模な新コンテンツの開発に取り組んでいるようです。『World of Warcraft: Dragonflight 』、『World of Warcraft』、『Wrath of Lich King Classic』などで、『Wrath of the Lich King Classic』を含みます。また、Blizzardは今後数週間のうちに『Warcraft』初のモバイル体験の詳細を発表する予定

『Diablo: Immortal 』は、2022年6月2日に世界中のほとんどの地域で発売され、アジア太平洋地域の残りの地域は、その数週間後にアクセス可能となるようです。すでに3,000万人以上が事前登録をしており、モバイルプラットフォームで、深みのある本格的なディアブロ体験を無料で提供することに加え、『 ディアブロ:イモータ 』は、Windows PCでも2022年6月2日からオープンベータとして無料でプレイでき、クロスプレイとクロスプログレッションに対応する予定。

『 ディアブロ 4 』と『 オーバーウォッチ 2 』の開発も順調に進んでおり、『 ディアブロ 4 』については、全社的な社内テストを実施中。『オーバーウォッチ2』の「Player Versus Player」モードの外部テストが、本日2022年4月26日より開始されるとの事。

【KING】

「KING」チームは、当四半期においても魅力的な新コンテンツ、機能、イベントを提供し、プレイヤーのエンゲージメントと投資額を前年同期比で増加させ、好調なようです。

「キング」のゲーム内課金売上は、前年同期比で8%増加、これは「キング」の最大のフランチャイズである「キャンディ・クラッシュ」が前年同期比で、2桁の伸びを示したことによるもので、いずれも前年同期の好調な成長に続くもので、「キャンディークラッシュ」は、19四半期連続で、米国のアプリストア1において売上高トップのゲームフランチャイズとなりました。

キングの支払い者数は、再び前年比で2桁の伸びで、『キャンディー』のフューチャー・ライブオペレーション、効果的なユーザー獲得、『キャンディークラッシュ』ゲーム内エコノミーの継続的な最適化が、好調さの原動力となったようです。キングの広告ビジネスもボリュームの増加とパートナーとの関係強化で、前年同期比で急成長を続けているとの事。


アクティビジョン・ブリザードは、「当社のビデオゲームフランチャイズに根ざしたコミュニティを通じて、何億もの人々が喜びやスリル、達成感を味わうことを可能にしています。ビデオ・ゲームの楽しさを通じて社会的なつながりをもたらし、健全な競争を通じて目的と達成感を育みます。ビデオゲームは、他のソーシャル・メディアやエンターテインメント・メディアとは異なり、寛容と理解を阻む障壁を取り除く能力を備えています。」

と述べています。

相次ぐ、訴訟問題などある同社ですが、開発と業績に関してはある程度の好調は維持しているようです。『CALL OF DUTY』の バンガードは、不調なようですが、Infinity Wardが開発中の『モダンウォーフェア』続編には期待したいところです。

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via 「アクティビジョン・ブリザード」プレスリリース

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