Forza Horizonシリーズの開発を手がけているPlayground Gamesは、『Forza Horizon 5』を取り上げた第3回 「Let’s Go!」という配信番組で、ゲームのサウンドに焦点を当てて披露しました。
各車のエンジンサウンドは、Forzaユーザーに限らずレーシングゲームを愛するプレイヤーにとっては非常に重要なものです。残念ながら『Forza Horizon 4』では期待外れな品質のカーサウンドだった車種が多かったと批判されました。
しかし、「Forza Horizon 5」では、Playground Gamesは大幅な改善を約束しており、今回の配信番組で披露されたものは期待を裏切るようなものではない事が分かります。
Playground Gamesが『Forza Horizon 5』で約束されたオーディオの改善点の一部は以下の通り
- 車のエンジン音を大幅に改善・変更。既存のライブラリに加え、320以上の新しい車の音源を追加収録。
- FH4では10〜15%だったグラニュラーシンセシス技術が100%の車に採用されており、オーディオファイルを何千ものピースに切り分けて、反応性の高いダイナミックなサウンドを実現。
- 車のサウンドは、常に90FPSで動作
- 新しいモジュールシステムは、エンジンの種類をインテリジェントに把握、ターボチャージャー、スーパーチャージャー、トランスミッションの音、エンジンのアップグレードなど、すべての車とそのアップグレードそれぞれに固有のサウンドを提供。
- タイヤの音もグレードアップし、車やタイヤの種類ごとに異なる音が出る。
- FH5では、オーディオにレイトレーシングを採用、音(車の音を含む)が壁や天井、建物などの環境に跳ね返る効果を正確にマッピング。これにより、それぞれの場所を正確に反映したリバーブやエコーを実現。
- レイトレーシング・オクルージョンでは、プレイヤーの周りにあるすべての車の位置を把握することができるので、エンジン音がどこから聞こえてくるのかを正確に把握することが可能に。
- エンジンをアップグレードすることで、車の音がリアルタイムに変化していきます。インテーク、カムシャフト、エンジンスワップ、エグゾーストなど。
- FH5の新しいモジュール技術は、一人称視点であってもを改善することができ、リバーブや車の音を正確に再現。オープンカーでもその恩恵があり、ルーフトップがある、なしによって変化する。
- 一人でプレイしていても、マルチプレイをしていても、レースをしていても、すべての車がこれらのオーディオ品質の改善(優れた録音によるサウンド、モジュラーシステム、レイトレーシング)の恩恵を受けている。
- Xbox Series X|Sでプレイすると、新しい圧縮フォーマットによってより忠実なオーディオ品質が可能になり、向上することがPlaygroundによって確認されている。この改善は、車の音だけでなく、すべての効果音、そして音楽にも適用される。
他の多くのゲームで採用されている「ダイノ」方式(スタジオのような環境で車が静止した状態で、エンジンサウンドを録音する)では、サウンドの再現性にも限界があるため、Forza Horizon 5では完全に廃止。今回は、すべての車がサーキットを走行時の音を正確に記録しているとの事です。
他には、「Forza Horizon 5」は、発売時に『Forza Horizon』シリーズ史上、最大の車種が収録され、車の物理特性が向上し、“ドライブトレインのぐらつき“、車の音やエンジンのアップグレードにも対応、500以上の新しいエンジン交換も含まれているとの事。
数週間後に予定されている次のForza Horizon 5公式配信番組では、メキシコのオープンワールドとゲーム内の11種類のバイオマスについて詳しく紹介するとの事。
コメントを残す