米海軍航空試験センター(NAWC)が、サルヴァトーレ・パイス博士の特許と奇妙な実験について、The War Zoneに回答しています。
TheDriveのWarZoneは1年半以上に渡り、サルヴァトーレ・パイス博士による海軍の「UFO」特許のような奇妙な理論を1年半以上に渡って報道していたようですが、ようやく海軍航空戦センター航空機部(NAWCAD)から、一見この世のものとは思えない理論と研究、そしてそれを支援する海軍の奇妙なテクノロジーについて、オフレコのコメントを得たようです。
海軍航空局と NAWCAD の科学技術部門は、パイス博士の理論を真剣に受け止め、特許申請の過程で最高レベルの特許審査官にパイス博士の理論を保証するだけでなく、同様の研究分野での中国の進歩を主張し危機感を滲ませ、手紙を送り本質的にこれは「操縦可能」であると主張しました。
Warzoneによると、海軍はそれだけではなく、パイス博士の「パイス効果」の研究に多額の資金と時間を投資しました。これは、強力な電磁場を発生させるための理論的概念であり、発電、高度な推進力のブレイクスルー技術につながる可能性があるとされています。
海軍は最新の発見された報告書で数十万ドルがパイス博士の高エネルギー電磁界発生器(HEEMFG)の実験に費やされたことを示す新たな文書と、それに関連する他の詳細についての問い合わせに具体的に回答しました。
NAWCADのコミュニケーション・ディレクターであるティモシー・ブーレイ氏は、メールでThe War Zoneに回答したようで、それによると、高エネルギー電磁界発生器の試験は、2016年10月から2019年9月まで行われ、費用は3年間でトータル508,000ドル、その約9割の462,000ドルが給与で、残りは設備、テストの準備、テスト、評価などに使われたとの事。
しかし、NAWCADが2019年9月にテストを終了した際、「パイズ効果」の実証は出来なかったようです。そして、それ以上の調査、実験は行われておらず、他の政府・民間団体への移行も行われていないとの事。
結果的に効果が実証されずに終了しているという残念な結果に終わっているようですが、この情報はあくまで「非機密情報」であり、海軍が表に出しても構わないと判断されたことで出ている情報ですので、その点は考慮した方が良いかもしれません。国家安全保障を脅かすような機密情報に関しては当然公開されず、埋もれたままになるのです。
元国防総省情報担当国防時間補で、米海軍戦闘機と撮影したUFOビデオ3本を入手しNYタイムズを暴露の場に選び公開したクリストファー・メロン氏は、昨年公開された新作UFOドキュメンタリー「The Phenomenon」の中で、 「もし宇宙船や残骸、未知のテクノロジーが存在した場合、それは周到にとても深く埋もれ隠されているので、通常の政府監視プロセスの範囲外にあり、それがこの分野で問題となっているところだ。」と驚くべき事を述べています。
この事から非機密性の情報公開では、ひっくり返るような驚愕情報は出てこないのではないかと感じています。とは言え、確実に米政府内でも公開推進派の動きが活発化、特に米海軍の姿勢は大きく変わってきており、グランド・ディスクロージャー機運も高まっているので、この数年以内に驚くべき情報がまた出てくるかもしれません。🔚
via TheDRIVE Warzone
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