UFO「UAP(未確認空中現象)」の「検出、分析、目録作成」に使用された国防総省のUAPTF組織からの2つの機密報告書が流出したようです。そこには未確認物体の写真が含まれているようです。
未確認空中現象タスクフォース(UAPTF)とは、UAP(未確認航空現象)問題が軍にとって未解決の問題であるという考えをさらに支持するために、2020年8月4日、デビッド・L・ノーキスト国防副長官が設立を承認したUFO(UAP)調査組織です。
防衛ニュースサイトTheDebrief.orgは、2019年10月16日、ロバート・バーク前海軍作戦副長アドマンとスティーブン・ウィルソン現空軍副参謀長との間で交わされた電子メールのやりとりを含む報告書を公開しました。このやりとりは、The Debriefからの情報公開法(Freedom of Information Act: FOIA)の要請により入手したものだそうです。
メールでは
「私が海軍情報部のマット・コーラー部長から受け取った未確認空中現象(UAP)についての説明を受けることをお勧めします。」
とロバート・バーク前海軍作戦副長はスティーブン・ウィルソン現空軍副参謀長に電子メールで伝えています。
そして情報筋によると、米国東海岸沖の海上3〜3万5千フィート上空でホバリングしているときに、海軍パイロット個人のスマートフォンによって撮影された流出写真は、2018年のポジション・レポートの一部だったと、1人の情報源がニュースソースに語ったようです。
このレポートでは、未確認の銀色の物体が何であるかについて、「エイリアン(地球外知的生命体)」や「人間ではない」技術である可能性も含めて、可能性のある説明のリストとともに議論されている。という驚くべき内容です。
リークされまだ広く公開されていない2020年のホットなUFO(UAP)写真は、三角形に近い物体のようです。奇妙な三角形の形状で、一辺がやや湾曲しており、左右には突起状のディテールも見えます。↓のツイッターの4枚目の写真はPhotoshopによる再現画像のようです。
イギリス国防省で以前UFO調査をし、現在UFOジャーナリストでもあるニック・ポープ氏は、「これこそより興味深い写真かもしれません。私はこの写真が最初に流出したという事実に関心があります。そしてペンタゴンの未確認航空機動部隊(UAPタスクフォース)に関する情報の漏洩にも関心があります。ここでは諜報機関の担当者が2つの諜報機関からの報告書で意見を共有しています。」
「私自身の経験(イギリス国防省でのUFO調査担当)から、3つのことが際立っています。第1にインサイダーによる報告書の「ショッキング」という表現は、UAP(未確認航空現象)の何が「ショッキング」なのかという疑問を投げかけています。」
「第2に、このリークされた報告書が驚くほど様々な情報機関に広く配布されているように見えるという事実、そして第3に純粋な地球外起源の仮説が、テーブルから外されていないように見えるという事実です。」
ニック・ポープ氏は、「さらなるリークを期待しています。米国政府は明らかにUFOに対して真剣に向き合っているようで、米政府内の派閥が明らかにこの情報を公にすることを望んでいるようです。」と指摘しています。
2018年と2020年の2つのポジションレポートは、国防関係者の間で広く流通していたと、The Debriefは複数の情報源へのインタビューを引用して伝えています。
ペンタゴンは、この件に関して沈黙しています。
米国防総省は昨年2020年8月に、米軍が観測したいくつかの原因不明の事件を受け、UFO(UAP:未確認航空現象)を調査するためのタスクフォース(機動部隊)を創設しました。
未確認空中現象タスクフォースは、デビッド・ノーキスト国防副長官によって立ち上げられ、海軍情報部の努力(パイロットなどが目撃した情報を積極的に集める部署を設置した)を後押ししている、と当局者は述べているようです。
この新しいタスクフォースが、先進航空宇宙脅威識別プログラム(AATIP)とどのように関係しているかは、まだ明らかになっていない、とニック・ポープ氏はFOXニュースに語っています。ニック・ポープ氏は、UFOに関連する仕事に携わっていたグループの「元国防関係者」を挙げました。
国防総省の極秘UFO調査組織AATIPは、ハリー・リード元上院議員が米政府の闇予算(決して表には出てこない軍事関連予算)を管理するダニエル・イノウエ上院議員らに要請し、予算を密かに確保し2007年に設置された事が明らかになっています。
有名な海軍パイロットが戦闘機搭載のカメラで撮影した3つのUAP(未確認航空現象)ビデオ公開の立役者の一人でもあり、UFO情報の真剣な調査、情報公開推進派の一人でもあります。
そしてAATIPは、2012年に活動を停止したと報じられましたが、2017年にはニューヨーク・タイムズ紙が、国防総省が新たに未確認飛行物体の潜在的な内容を調査中であると報じています。
リークした報告書には「委員会は、潜在的な脅威にもかかわらず、未確認の空中現象(UAP)に関する情報を収集・分析するための統一的で包括的なプロセスが連邦政府内に存在しないことを懸念し続けている。」と議員たちは報告書に懸念を書いています。
7月、ニューヨーク・タイムズ紙は、ハリー・リード元上院議員を含む政府関係者と、科学者の少人数のグループが調査した結果、「起源不明」とされる物体の墜落が起きた可能性があり、関係者回収された物質は科学的に研究されるべきだと考えていると述べています。リード氏は、
「これを追跡調査した結果、政府と民間企業が保有していた物質が実際にあったという報告があったという結論に達した。」
とインタビューで語り、国防総省のUFOプログラムの下請けやコンサルタントとして働いていた宇宙物理学者のエリック・W・デイビス氏の話を引用しました。
エリックWデイビス氏は、現在防衛請負会社の「エアロスペース・コーポレーション」に勤務、2019年10月21日と10月23日に、上院軍事委員会と上院情報委員会のスタッフに、原因不明の物体の回収に関するブリーフィングを行ったとニューヨークタイムズは報じています。
更にハリー・リード元上院議員は、2019年6月にネバダ州のラジオ局KNPRのインタビューで、「軍が何を知っているかについての公聴会を開催することを望んでいる。」と語り、UFO(UAP)に関して、かなり積極的に公にしていこうとする強い意志を感じます。
国防総省は昨年4月、海軍戦闘機が以前に撮影した「FLIR1」「ジンバル」「GoFast」と呼ばれる「未確認の空中現象(UAP)」3つの映像を公式に公開しましたが、これらの映像は何年も前からリークされ公開されていました。日本でも幅広く報道されたので、このビデオを見た方も多いでしょう。
これらの映像は当初、ニューヨーク・タイムズ紙と、ロックバンドBlink-182のトム・デロング氏が率いる「The Stars Academy of Arts & Science」で公開されていました。「The Stars Academy of Arts & Science」は、以前のブログ記事でご紹介したクリス・メロン氏やルイス・エリゾンド氏も加わっており、一連の情報リークの中心になっていると思われます。
3つのUAP(UFO)ビデオのリークの裏には、先にご紹介した元国防総省情報担当国防次官補代理のクリス・メロン氏が、国防総省の職員からビデオを受け取り、ニューヨーク・タイムズ誌を暴露の場に選んだことが昨年公開された新作UFOドキュメンタリー「The Phenomenon」で明かされています。
もはや、UFO(またはUAP)は存在する、しないの議論をしている段階ではなく、間違いなくそれはこの地球の空に実在し、現在も飛び回っているという事です。
そして、今やその存在は一体何者なのか?何が目的なのか?どうやって物理の法則を無視した飛行が出来るのか?その背後にある技術は?といった事が議論されつつあると言うことです。
明らかに米政府のこの問題に対する対応に大きな変化があった事は間違いありません。今年2021年は何かこれに関連してインパクトのある発表がされそうな気がしてなりません。
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via New18, FoxNews, TheDebrief
本格的に宇宙人関係の情報が発表される前に、ショックを緩和するためのリークだったら嬉しいですね
ドラマでプロジェクトブルーブックなんてのもありましたし、メディアを使ってそういう方向に向かっているのかも(願望)
海外ではqsさんのような意見が多いです。
徐々に情報を小出しにしていくという考えのようです。
記事でも触れたクリス・メロン氏は、エネルギー問題、環境問題を考えると
もうその物体の存在から物体の動力のテクノロジーもそろそろ公開する段階で
それによって地球全体、人類社会全体が前に進んで進化すべき時だと言っていますね。
つまり、クリス・メロン氏は高度8500mから15mまで急降下して急停止出来るような
動力源のテクノロジーも含めて公開して社会全体を変えるべきだと考えているようです。
相当革新的なテクノロジーのようです。既存産業(エネルギー、車、航空関連)への
影響は相当に大きいネガティブ・インパクトでしょうけどね。。
でも人類全体にとってはポジティブ・インパクトだと思っています。
クリスメロンさんもそういう事だと思います。