Amazon UKは、今月に入ってPlayStation 5の予約注文で配送途中で行方不明になり、いまだに受け取っていない顧客に対して、新しいPS5コンソールを予約するように伝えているようです。VGCが伝えています。
Push SquareのAnthony Dickens氏を含む顧客に送られたメールの中で、新しいコンソールの課金を希望するかどうかを知らせるために、今週の土曜日12月5日までの期間があると述べています。
「課金の許可をいただければ、PlayStation 5を予約しますので、再度の注文は必要ありません。
本特典は、ご注文いただいたPlayStation 5の交換のみを目的としたものですので、ご注意ください。他のお客様への譲渡や、プレイステーション5の追加購入にはご利用いただけません。」
と書かれています。
Amazonは以前、宅配便でオーダーステータスが「配達された」と表示されているにもかかわらず、PS5が11月19日の発売日に予定通りに到着しなかったと主張した英国の顧客数十人に返金対応していました。
多くの被害者は、オーダーしたPS5のコンソールの代わりに、キッチン家電やキャットフードなどの全く違う商品が届いたほか、PS5の空箱だけが届いたと報告されています。
この問題は、毎週500万人もの視聴者が視聴している「ザ・ワン・ショー」でこの問題を取り上げたBBCをはじめとする主流メディアの注目を集めるニュースになりました。問題発覚当初、アマゾンの広報担当者は、配送に失敗したことを謝罪し、問題の調査を約束していました。
PS5の予約注文が行方不明になっているAmazon UKの顧客の多くは、配送ドライバーの一部に不正搾取行為があったと主張しており、そのうちの1人は次世代機の配送を偽装している配送員を撮影していました。Amazonは後にこの不正を働いたドライバーを解雇し、関係を断ち切ったと主張しています。
他の被害者は偽装工作をしているドライバーに詰め寄り、問い詰めているビデオをツイッターに投稿しています。
バーミンガムに拠点を置くジョージ氏は、PS5が到着しなかった後、Amazonからの返信を受け取るのに1週間かかったと主張しています。
PS5は、イギリスでPS4発売時に販売された25万台を上回る記録的な大ヒットを記録した後も、英国の主要小売店では完売状態が続いています。
ソニーは、年末までにPS5コンソールの在庫をより多く販売できるようにすることを約束しています。しかし、PS5ゲーム機の転売問題については全く認められておらず、ある転売屋グループは11月に「利益のために3500台のゲーム機を転売した」と主張しています。
配送員が、箱を破いて中身を確認しPS5と分かると、配達するフリをしてそのまま持ち去り、転売してしまうという、日本では考えられない事が一部で起きているようです。
以前当ブログでも日本語訳記事をご紹介しましたが、今回amazon UKが正式に被害を認めた返金対応している事で、主要メディアでもニュースになっているようです。そして転売屋も日本に限らずいるようで、記事でも触れている通り数千台規模で転売をするなど、明らかに普通ではない非合法な犯罪組織らしきグループまで絡んでいそうで、これは日本でも同様なのかもしれません。なにはともあれ、少しでも早く潤沢に供給され欲しい人が適正価格で買えるようにして欲しいものです。
ちなみに私は、結局ソニーストアの2次抽選もハズレ、合計6回の抽選全てハズレでPS5本体未だに購入出来ていません。6回も抽選でハズレて買えないというのは、今まで歴代プレイステーション全てを発売日当日に購入してきた立場からすれば、本当に今回の事態は異常だなと感じています。。🔚
via VGC
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