信頼できる業界インサイダーでVentureBeatのJeff Grubb氏がポッドキャストで、今夏Forza Motorsportよりも先にForza Horizon 5がリリースされる可能性があり、ゲームは来年に出るかもしれないとのことです。
今年の初め、マイクロソフトは公式に、Xbox Series X用の新しいForzaゲームが開発中であることを発表しました。そして夏のデジタル・ショーケース・イベントでトレイラーを公開しました。
7下旬に当ブログでも取り上げた開発スタジオであるマイクロソフトTURN10のインタビューで、クリエイティブ・ディレクターのクリス江崎氏は、Forza Techエンジンでレイトレーシングをオンにすると、チームが抱えていたいくつかの問題が明らかになったと明かしています。
「レイトレーシングはForza Techに導入します。Forza Techは、Forza MotorsportとForza Horizonを動かしているエンジンです。我々はこの技術を共有していますが、レイトレーシングはそのエンジンの一部になるでしょう。レイトレーシングをオンにしたときに発見したことの一つは、我々の技術には良いことも悪いことも醜いことも含まれているということです。
レイトレーシング技術は、私たちが持っていた多くの問題点と、私たちがどのようにコンテンツを構築していたか、あるいはどのようにコンテンツをレンダリングしていたかを明らかにしてくれました。レイトレーシングがForza Techに導入されるということだけではなく、カーモデルの改良や、コース・ビジュアル、環境ビジュアル、キャラクタービジュアルの改良など、他のテクノロジーも含めて、すべてのものを美しく、シーンにより鮮やかな印象を与えることができます。」
と述べ、レイトレーシングの導入で全てのイメージが大きく変わるとしながらも、暗に大幅な手直しが必要になった事も明かしています。ゲーム自体の開発も開発初期としていました。この事から、Forza Motorsportは年内は絶望、来年も厳しいのではないかとも言われていました。
さらにGrubb氏は、次の『Forza Horizon 5』の舞台は日本になるかもしれないと冗談交じりにほのめかしています。我々日本のユーザーにとっては嬉しいニュースではありますが、元記事でも話半分で聞いておいた方がいいという見解なので、あまり過剰な期待はしないでおきましょう。
XBOX360のプロジェクトゴッサムレーシング2では横浜ベイエリアをイメージしたコース、Forza3では箱根のターンパイクをイメージ?した富士見街道が走れました。現在でも富士見街道は人気が高く、Forzaフランチャイズのどれかで日本の市街地コースが復活してもおかしくはない状況ではあります。それと同時に色々とクリアしないといけない条件もあるようですので、現在のコロナ情勢も考慮すると、日本を舞台にするにはかなりの測量やデータ取り込みが必要になるので、果たして可能なのかな?という事もあります。
もしかすると、マイクロソフト・フライト・シミュレーターでのノウハウがXBOXゲームスタジオ内で共有されているのかもしれません。そうなると、その点では可能性もなくはないかなと思っています。
Forza Motorsport 3 / 富士見街道
SNSでは仮とされるKanto(関東)マップの怪しい画像も出回っていますが、確定するまでは期待しないでおきましょう。個人的には、ターンパイクや首都高、ベイエリアなどを走れたら歓喜感激ものではあります。
もし、日本が舞台を実現すれば、Forzacフランチャイズではそれ以来となる事ですし、よりリアルな日本が見られるかもしれません。その点では現段階では噂に過ぎないのですが、個人的にも期待したいところです。
しかし、これは噂にしろビッグニュースではあり、多くのForzaフランチャイズ・ファンにとっては驚きのニュースになるでしょう。しかし、Forza Motorsportが前述のような状態なので、2年周期というパターンを守っているフォルツァ・ホライゾン・シリーズが来年末に発売されるかもしれないというのは、順当な噂ではあります。
しかし、ここ最近のXboxの開発キットのスケジュールの遅れ、フォルツァモータースポーツの大幅な延期、他のファーストパーティタイトルの延期なども考えると、本当に来年末に同じForzaテックエンジンを使用したフォルツァホライゾン5が順当なスケジュールで出るのか?とちょっと疑問視もしてしまいます。
いずれにしろ、フォルツァホライゾン5で日本が舞台というのは、本当であって欲しいと切に願いたいところです。
via altchar.com
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