カプコンは、「デビル メイ クライ 5: スペシャルエディション」が次世代機でどのように動作するのか、レイトレーシングを有効にした場合としなかった場合の動作状況を明らかにしました。
先月行われたソニーのPlayStation 5のショーケースイベントでの大きなサプライズ発表は、PS5のローンチタイトルである『デビル メイ クライ 5: スペシャルエディション』でした。
発表時点では詳細が明らかにされず、現行機版よりもどのように改善されているかが議論されてきましたが、昨日その詳細が明らかになりました。
カプコンのデジタルプラットフォーム&マーケティング担当副社長のウィリアム・八木・ベーコン氏は、9月16日に始まった本作の発表に関するReseteraスレッドで、PS5とXboxシリーズXの両方で「解像度とフレームレートに関する」懸念事項を明らかにすることを決定しました。
八木ベーコン氏は、プロデューサーでありマット・ウォーカー氏に、「Devil May Cry 5: Special Edition」が特定の条件で4Kと60fpsをサポートすることを確認することができました。
「今後数週間で」プレビューやレビューを期待することができそうですが、彼はプレイヤーが異なる状況でどの様に動作するのか、解像度とフレームレートの制限は以下の通りです。
- 4K/30fps レイトレーシングON
- 1080p/60fps レイトレーシングON
- 4K/60fps レイトレーシングOFF
- 最大120fps時 レイトレーシングOFF
日本のプレイステーションブログでも掲載されています。
これを見る限りは、どうやら高解像度で60fpsになるとレイトレーシングはOFFになる傾向の様です。これが他のタイトルでもそうなるのかは定かではないですが、グランツーリスモ7は4K 60fpsでレイトレーシングとアナウンスしているので、特定のタイトルでは4K 60fpsでもレイトレーシングが採用されるのかもしれません。
DMC5のような激しい動きを伴うアクションゲームでは、多くのプレイヤーが解像度を犠牲にしてでも、より高いフレームレートを求めるでしょう。目標とする4Kと60fpsで動作するのは安心と言えそうですが、ただし動的なダイナミック解像度なのか、ネイティブで安定した4K解像度なのかはわかっていません。とは言え、最近のアップスケール、高精細化は技術も向上しているのであまり気にはしなくても良いかもしれませんね。それより安定したフレームレートが大事かもしれません。
PCで高解像度、高フレームレートでプレイするのも良いですが、次世代機でゲームをプレイするメリットは他にもあります。
最近のビデオでは「デビル メイ クライ 5: スペシャル エディション」のロード時間がPS5で4秒になったことが紹介されています。
発売直後に次世代機を購入する気がない人でも、DMC5ファンなら追加される新コンテンツを見逃せないでしょう。東京ゲームショウ2020では、ウォーカー氏とディレクターの伊津野英昭氏が、PS4とXbox Oneで『ヴァージル』が有料DLCで配信されることを発表しました。
来月11月にはデジタル版での購入が可能になりますが、スペシャルエディションのディスク版が欲しいファンは12月1日まで待たなければならないでしょう。
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