Dolbyがゲーム版Dolby Visionのホームページを公開しています。そしてそのDolby Vision Gaming対応となる初のコンソールがXbox Series XとXbox Series Sになる事が記載されています。
既に先日マイクロソフトが公開したXboxWireの記事内で、Doby Vision Gameの対応をアナウンスしてはいましたが、Dobyが正式に公式ホームページを公開し、大々的に公開した事で、明確になりました。
ドルビーはホームページ上で、
「発売時にDolby Atmosゲームをサポートし、2021年にはDolby Vision®ゲームをサポートする予定で、XboxシリーズXとXboxシリーズSは、Dolby VisionとDolby Atmosの両方でゲームを楽しめる初めてのゲーム機となります。」
とアナウンスしています。
ドルビーによると、
「ドルビービジョンでプレイすると、従来のHDRゲームをも凌駕する明るさ、コントラスト、色、奥行きを備えた、最もリアルで臨場感のあるビジュアルがアンロックされます。見たままの世界を体験してください。」
「Dolby Visionでは対応ディスプレイでプレイする事により、最大40倍の明るさのハイライトと、10倍の深みのあるブラックが、激しい爆発と宇宙空間の深い空虚感をゲームにもたらします。深い豊かな色彩が画面から飛び出し、緑豊かな魔法の森から荒涼とした戦場へとあなたを連れて行きます。」
「より多くのコントラストと色は、より詳細なディテールとテクスチャを明らかにします。影を覗き込んだり、地平線をスキャンし、そして手遅れになる前にカモフラージュされた敵を見つけ出しましょう。」
「ドルビービジョンゲームは、プレイすると自動的にドルビービジョンディスプレイにマッピングされるので、常に全体像を見ることができます。」
「そして、サラウンドサウンドを超えたDolby Atmosは、三次元空間に各音を正確に配置することで、あなたの周りにあるすべての音をアクションの中心に置き、手遅れになる前に、ゲーム内の場所を素早くピンポイントで特定することができます。」
「より大きく、より広々としたサウンドスケープと、より深みと次元の高いサウンドスケープが、ゲームに透明感のある、髪の毛が生えたようなリアリズムをもたらします。頭上でも周囲の見えない音の距離や方向を検知することで、サプライズを予想したり、自分だけの待ち伏せを演出したりすることができます。」
「より詳細で明瞭なサウンドは、戦いの熱気の中にあっても、今まで見逃していた微妙な、ゲームを変えるようなサウンドを捉えることを可能にします。Dolby Atmosに対応したテレビ、サウンドバー、ホームシアターでDolby Atmosを起動したり、部屋いっぱいのサウンドを開放したりすることができます。」
ソニーは独自のテンペスト3Dオーディオテックとして頭部伝達関数(HRTF)を使った個人の耳や頭部の形状違いによる聞こえの違いを補正してより幅広い人にバーチャルサラウンド感の体験を広げるという試み。
それに対し、マイクロソフトは老舗の音響研究の大御所である、DOLBYと映像と音の両面でタッグを組み、次世代に挑むようです。
既に現行のXboxOneでDolby Atmos対応タイトルも出ており、Dolby Atmosヘッドホンで対応済みですが、XboxSeriesX、SeriesSで専用のオーディオハードウェアを搭載した事により、より高精度なDolby Atmos ヘッドホンによる、サラウンド感を実現してくれるかもしれません。
個人的にはソニーのテンペスト3Dオーディオテックは興味がありますが、映像と音の両面でDOLBY仕様となったXboxも非常に興味深いですね。
しかし、こうなると4K ディスプレイ、もしくはHDRディスプレイはDolby Vision対応のTVでない方は、必要になるかもしれませんね。🔚
コメントを残す