NVIDIAのGeForce RTX 3080 Ti & RTX 3080 Ampereは、20以上のパワーチョークで構成された非常に強力な電源とコンパクトなPCB設計が特徴の模様。

NVIDIAの次期GeForce RTX30シリーズ Ampere Gamingグラフィックスカードは、これまでのリファレンスボードに搭載された中で最もプレミアムで、パワフルなPCBデザインを特徴とするように設定されています。この新しいデザインは、GeForce RTX 3080 Ti(または3090)、GeForce RTX 3080、次世代のTitanを含む、ハイエンドのエンスー向けシリーズのカードに組み込まれる予定のようです。

NVIDIAの次期GeForce RTX 30シリーズAmpereゲーミンググラフィックスカードのリファレンスFounders Editionデザインのレンダリング。(Image via Reddit User u/dertpert88)

NVIDIAのGeForce RTX 3080 Ti & RTX 3080 Ampere Enthusiastグラフィックカードは、20以上のパワーチョークで構成された非常に強力な電力供給とコンパクトなPCB設計が特徴

NVIDIA Founders Editionグラフィックスカードは、過去にいくつかの大きなアップデートがされてきました。PascalとTuringの世代では、冷却能力の点でプレミアムなだけでなく、より高品質な電源を搭載したデザインを採用していました。

特にTuring世代でNVIDIAは、AIIBパートナーが低価格で提供していた純正チューニングカードよりも、Founders Editionの方がより高いクロックを提供していました。

NVIDIAは、GeForce RTX30シリーズのエンスーレベルのゲーミングカードのAmpereラインで、一歩先を行くことを計画しているようです。TwitterのKatCorgi氏とKopite7kimi氏が投稿した噂によると、次世代ラインナップでは、これまで見たことのないリファレンスFE(Founders Edition)PCBデザインが提供されるとのことです。

KatCorgi氏によると、RTX 30シリーズのハイエンドGeForce RTX 3080 Ti & RTX 3080は、20個以上のパワーチョークを搭載したPCBを搭載すると予想されているようです。NVIDIA GeForce RTX 2080 Ti Founders Editionは、16個のパワーチョークを搭載したPCBを搭載しています。MSIのフルカスタムGeForce RTX 2080 Ti Lightning Zでさえ、19個のパワーチョークです。

最強カスタム2080Tiと言われているMSi Lightning Zでさえ19個のパワーチョーク。
            

この事からハイエンドのRTX 30シリーズのグラフィックスカードが動作するために必要な巨大な電力供給を示唆しているようです。

KatCorgi氏の発言に加えてKopite7kimi氏は、ハイエンドカードに搭載されるFounders EditionのPCBが非常にコンパクトになることにも改めて言及しています。

同じ情報提供者は、ハイエンドカードには不規則な形状のPCBが搭載されると述べています。我々はエンスークラスのカードは、フラッグシップゲーミングチップであるAmpere GA102 GPUを搭載するために同じPG133 PCBを使用するとレポートしました。しかし、Videocardzは、AIIBパートナー専用に設計された標準的な長方形のPG132ボードも開発中であることを仄めかしています。

上位カードでは、GPUやメモリ、VRMSなどのコンポーネントからの熱を逃すために、PCBの両面にコアコンポーネントを搭載することになりそうです。つまり、それは非常に高密度に詰め込まれたコンパクトなPCBでも、グラフィックスカードの「野獣」(GPU)の温度をチェックして温度を下げるために必要なフルサイズの強力なデュアルファンクーラーを見ることになるでしょう。

見たところ、もしAmpereゲーミングカードが純粋にデータセンター向けの製品であるAmpere A100 EGXと同様のボードデザインを利用するならば、カードはPCBの両面を利用してすべてのコンポーネントを収容しなければなりません。EGXボードも20+パワーチョーク設計を使用していますが、GDDR6のような標準的なDRAMダイを搭載するためのスペースを節約するHBMの使用を活用しています。

Ampereゲーミングカードの場合、NVIDIAはVRMまたはVRAMのどちらかをPCBの背面に格納しなければならないでしょうが、リークされたクーラーシュラウドで見た両面ファンレイアウトの説明がつくかもしれません。

NVIDIAのGeForce RTX 30「Ampere」ゲーミング・グラフィックス・カードのラインナップは、NVIDIAのCEOであるお馴染みのJensen Huang氏が主催するデジタルイベントで9月1日に発表される見込みです。

Image: nVIDIA

このイベントでは、少なくともGeForce RTX 3080 Ti(またはRTX 3090)、GeForce RTX 3080、次世代のTitanを含む3つの新しいグラフィックスカードが発表されると予想されています。

via wccftech

                


nVIDIAのAmere 3080Ti、7nmになろうとパワーは上がるので電源部分を見ていると凄いことになりそうです。気になるのは電源コネクタは何ピンになるんだろうかとw電源も3080Tiでは1000Wくらいは必要になりそうです。幸い私はSeasonicの1000Wなので大丈夫そうです。3090があるなら1200Wは必要になりそうです。🔚

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