今日は、Halo Infiniteの開発に関する重要なアップデートをコミュニティの皆さんと共有したいと思います。
私たちは、チームが私たちのビジョンを満たすHaloゲーム体験を提供するために十分な時間を確保するために、リリースを2021年にシフトするという難しい決断を下しました。
リリースをシフトすることを決定したのは、開発上の課題に影響してきた複数の要因の結果で、今年初頭から米国全域で影響を及ぼしているCOVID関連も含めてです。
343 Industriesのチームが、素晴らしいゲームを作り、開発課題の解決策を見つけることにこだわり続けてきたハードワークを認めたいと思います。しかし、このホリデーシーズンにリリースすることは、チームの為にも、ゲーム全体の成功のためにも、良いことではありません。
多くの皆様には残念な結果になると思いますが、私たちはその気持ちを共有しています。何年にもわたってコミュニティが示してくれた情熱とサポートは信じられないほどのものであり、感動を与えてくれました。
この年末にHALOコミュニティと一緒にゲームをプレイしたいと思ったこれほど以上のことはありませんでした。余分な時間があれば、これまでで最も野心的なHaloゲームをファンが期待する品質でお届けするために必要な重要な作業を終えることができます。
皆様のご理解とサポートに感謝いたします。
クリス・リー
スタジオ・ヘッド、Halo Inifinite
via Halo Waypoint
XboxSeriesX最大の目玉ローンチタイトルでもある、Halo Infiniteの2021年延期は残念ではありますが、より完成度を高めて素晴らしいものが私たちの手元に届くのであれば、仕方ないでしょう。しかも今年は前例のない新型コロナウィルスという脅威にさらされ、複雑で膨大な量の作業をしなければならない、開発者の方々にとっても未知の領域での作業の日々なわけで、おそらくこれはHaloの343スタジオだけではないと思います。
幸い、Xboxには4世代に跨る素晴らしい後方互換機能があります。しかも一部は単純に互換で動くだけでなく、リマスターレベルに高精細化され、Xbox Series XではオートHDRというマイクロソフト・リサーチがHDR普及以前から研究して来た技術が導入され、HDRではないタイトルがHDR化されるようなります。
更にはXbox Series Xの4倍向上したCPUパワー、そしてハイエンドグラフィックスカード並みのGPUパワーの恩恵で、フレームレートも大幅に向上するようですし、Xbox One X Enhancedでも威力を発揮した異方性フィルタリングによる見違えるように綺麗になる機能もあるので、プレイするソフトに困らないのは確かです。
更にはマイクロソフトのいうXboxSeriesXに搭載されている専用オーディオハードウェアエンジンによるレイトレース・オーディオ、空間オーディオ(Spatial Audio)です。ゲーム内空間と同じ空間反射の再現を実現するようです。つまり、次世代機では音も飛躍的にリアルで良くなるという事です。空間オーディオはアップルもiOS14でAir Pods Proで採用します。
ソニーもPS5でテンペストオーディオエンジンに、頭部伝達関数(HRTF)という人によって異なる耳の形状、外耳、頭の形状などから、バーチャルサラウンドの聴こえ方に差異が生じていたのを、事前に複数の信号音をプレイヤーに聴いてもらい、選んでもらうことで今まで以上に移動間、空間表現の向上したバーチャルサラウンド感を、より幅広い人に実感出来るシステムを考えているようです。
こう言ったあまり目立たないですが、ゲーム体験には大きなインパクトを与える技術が、次世代機にはあるので、そういった側面に注目して見るのも良いかと思います。🔚
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