ここ数週間、Xbox Liveにいくつかの変更点がありましたが、今ではXbox Game Passを方程式に追加することができます。マイクロソフトは本日、僅かな、しかし重要な変更を発表しました。
同社は、Xbox Game Pass のブランドをシンプルにGame Pass に変更します。この動きは、同社のゲームパスのサブスクリプションがゲーム機であるXBOXに関連付けられていることから距離を置くという事です。また、Xbox Game Pass for PCは、Game Pass for PCに変更されます。
これはマイナーな更新ですが、これはマイクロソフトのためのより大きな意味を持つ移行の始まりかもしれません。同社は最近、ウェブサイトから12ヶ月間のXbox Liveプリペイドカードを削除し、多くの人が、私自身も含めて、これがXbox Live Goldの段階的な廃止の始まりであると信じています。
何がXbox Live Goldに取って代わるのでしょうか?論理的な結論は、GamePassがオンラインサービスのために支払う新しい方法になるということです。これは、Live Goldの代わりにGamePassに加入する必要があるということでしょうか?
可能性はありますが、Xbox Live Goldは割引前は月額9.99ドルで、GamePassも同様に月額9.99ドルであることを覚えておいてください。一般公開されたら、xCloudを含むUltimateは月額14.99ドル(日本は1100円)で、PCのGamePassも含まれています。ここでのポイントは、これではアップデートされたサービスに移行するユーザーからの収益が大幅にカットされない可能性が高いということです。
Microsoftは先日、Halo Infiniteのマルチプレイも無料になると発表しました。これは、近い将来、オンラインでプレイするためにXbox Liveのゴールドを必要としなくなる可能性があるという事実を指し示す多くの証拠である可能性が高いです。
via Thurrott
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Xbox Game PassやXbox Game Pass For PCからXマークは残るものの、「XBOX」という文字を削除しました。米国のGamePassのホームページはまだXBOX GAME PASSと記載されていますが、いずれ修正されるのでしょう。
XクラウドがXbox Game Pass Ultimateメンバーには無料で提供される、という発表といい、Game Pass自体がXBOXユーザーだけでなく、PCユーザー、そしてXクラウドサービスの向こうにいるターゲット(iPhoneやAndroidスマートフォンユーザー)など幅広いユーザーを対象しつつある事から、「XBOX」の名前をなくしたとも考えられます。
そして、Game PassとXBOX LIVE GOLDを統合してシンプルなサービス構成にし、Game Pass契約者数を更に拡大させる狙いがあるのかもしれません。
マイクロソフトのXBOXは、「ゲームパス」の好調さと新たな相乗効果(ゲーム開発評価基準が、従来の小売市場評価だけでなく、新たにゲームパスユーザーを評価基準として、今までとは違う思考でゲーム開発への挑戦、そしてリスクを取れるようになったとフィル・スペンサー氏が発言。)もあって、完全にゲームパスを中心に回り始めているようです。
Xbox Series Xの発売と、Xクラウドの正式ローンチを起点に、ゲーム版NETFLIXとも言われている「ゲームパス」の本格的な時代到来になるかもしれません。🔚
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