先日、CD PROJEKT REDで開発中の待望のオープンワールドゲームサイバーパンク2077を試すために、僅か数名のプレス関係者がCyberpunk 2077のプレビュービルドにアクセスすることができました。
GeForce NOW経由でゲームにリモートアクセスした人もいたようですが、PC Games Hardwareのようなメディアは、地元のイベントでPCで実際にプレイすることができました。ドイツのパブリッシャーからのパフォーマンスレポートでは、複数のレベルで少し気になるところがあります。
Cyberpunk 2077のプレビューは、DLSS 2.0を有効にして1080pで動作し、(昨日NVIDIAがこのゲームで利用可能であることを発表しました)強力なRTX 2080Tiグラフィックスカードを搭載したエイリアンウェアのコンピュータ上で、いくつかの(すべてではありませんが)レイトレーシング効果が有効になっているようです。
『我々は、フルHDでプレイしています。プレゼンテーションされたPCは、エイリアンウェアのRTX 2080Tiグラフィックカード搭載のPCでしたので、実際にはもう少し高解像度である必要があります。また、DLSS2.0が有効になっているので、内部のレンダー解像度は再び1,920×1,080ピクセル以下になっています。しかし、プレビュー版ではシャドウ、アンビエントオクルージョン、間接照明(レイトレース拡散照明)の形でレイトレーシングもアクティブになっていました。しかし、後から登場したレイトレーシング・タイトルのGamescom 2018インプレッションからもわかっているように、バトルフィールド5、メトロエクソダス、シャドウ・オブ・ザ・トゥームレイダーなども製品版のリリース後には動作がかなり向上しています。すでに統合されているnVIDIAのDLSS2.0は、非常に良い印象で、フルHD解像度でもプレビュー版では色収差やフィルムグレイン効果がオンになっていたにもかかわらず、65インチの大画面の映像でも比較的シャープに見えました。グラフィックスメニューはまだ組み込まれていません。』
これまでのDLSS 2.0の経験から、1080pの出力解像度ではレンダリング解像度が540pになることがわかっていますが、Cyberpunk 2077のプレビューではそうだったのかどうか詳細はわかりません。
さらに、先に述べたように、レイトレースされた反射は、明らかにこのビルドではないようで、有効にすると、どのような高スペックPCでもゲームがさらに高負荷になり重くなるでしょう。これらの注意事項にもかかわらず、フレームレートは60fps以下に低下し、記事の著者がフォーラムの投稿で追加したように、少なくとも1シーンでは約30fpsにダウンしているようです。
『ただ、少なくともある時点で〜30fpsかそれ以下に落ちてるのはコントローラーで見てて気がついた。特にマシンで走行時にフレームレートがドロップダウンすることが多かったです。それ以外は問題なかったのですが、60fps以上を出すシーンは僅かしかありませんでした。』
ドイツのPC Games Hardwareの記事が指摘するように、今回のCyberpunk 2077プレビューは以前に公開されたゲームプレイ映像よりも格段に良く見え、特にレイトレースされたアンビエントオクルージョンやディフューズイルミネーション、シャドウのおかげで、より良いものに仕上がっているとのことです。しかし、パフォーマンスの点で、CD Projekt REDには最適化すべき点がまだまだ多く残されていることは明らかで、ゲームの発売延期の理由が分かります。
RTX 2080Tiは、DLSS 2.0をアクティブにして、すべてのレイトレーシング効果を有効にして、4K解像度でゲームをプレイすることができるはずですが、今のところは1080pでも少し苦戦しているようです。発売までの5ヶ月という期間で最適化(もちろんバグ潰しも)に専念できることを期待しましょう。
via wccftech
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まだまだ最適化の最中という印象の内容でした。既に、nVIDIAのAIによる高解像度化で実際のレンダリング解像度を抑え、処理負荷を軽減しフレームレートやレイトレーシングなど高負荷処理を使いやすくするDLSSの最新バージョン2.0が採用されているようです。1080P(DLSS2.0では実際のレンダリング解像度540Pになる)かもしれないが、詳細は分からないとwccftechの記事では書いていますが、以前私がDeliver us The MoonやMinecraft RTX Windows10 BetaでのDLSS2.0では、4K解像度出力の場合は実際のレンダリング解像度が1080Pになるようなので、おそらくこの間違いではないかなと思いました。いくらなんでも1080P出力(内部レンダリング解像度540P)はあり得ないと思いましたw
そこでドイツ語の元記事をグーグル翻訳(ドイツ語は分からないのでw)すると、やはり内部レンダリング解像度が1920x1080Pのようです。おそらく、出力は4KくらいでDLSS2.0で内部レンダリング解像度が1920×1080ということです。ですが、元記事では度々1920x1080Pの内部解像度がそれ以下に落ちているようなので、負荷が重いのか、最適化がまだ十分に進んでいない事で解像度が落ちているようです。
↑のPC版Deliver us The Moonのプレイ動画は私が自分のYOUTUBEチャンネルにあげたものですが、2080TiでDLSS2.0で動作、フレームレート優先のパフォーマンスモード(DLSS2.0から解像度、ノーマル、パフォーマンスの3種類が任意に選べます。)に設定しています。
4K解像度出力ですが、DLSS2.0でAIが1080Pでレンダリングされたものを4Kの高解像度に引き上げて、高フレームレートが実現しているようです。レイトレーシングも全て高品質でONにしています。動画を見て頂ければ、とても1080Pから4K解像度になっているとは思えないくらい綺麗でフレームレートも滑らかな事が分かり、DLSS2.0の効果が大きいことが分かると思います。AI処理は馬鹿に出来ないレベルに達していることがわかります。
どちらにしろ、サイバーパンク2077はレイトレーシング高品質でON、4K高解像度で高フレームレートで動かすには2080Tiでは厳しいレベル(現時点でも同様のタイトルはいくつかある)で、次期nVIDIAの3080や3090が必要になりそうです。
リッチな映像を見る限り、サイバーパンク2077はハイエンドPCゲーマーにとっては、最高設定をいかに快適に動かすかベンチマーク的タイトルになりそうで、次世代ゲーム機に3080Ti(3090?)と出費がかさみそうです。。🔚
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