AV Watchの「東芝 今年のレグザ」という記事内で、東芝レグザの関係者のインタビュー記事が掲載され、その中で記事のライターである西田宗千佳氏によると、
『120Hzを超えるフレームレートへの対応は厳しいし、新型ゲーム機で想定される「4K・120Hz」での表示も今年のモデルではまだ難しい。』
との事。
新型ゲーム機とはPlay Station 5と、Xbox Series Xの事で、既にコードマスターズのDiRT 5がXbox Series Xで4K 120fpsのオプションがある事が開発者のインタビューで明らかになっています。
他に、画質評価の専門家で映像マイスターである住吉氏は、
「PC用ディスプレイをゲームに、という人も多いのですが、テレビの方が有利な部分もあるんですよ。4:4:4で処理するとか、フル12bitで処理をしているとか。超解像もそうですね。基本画質に効くことはゲームにも有効です」
との事。
海外ではLG Electronicsが今年1月のCES2020で、PCゲーマーを大型TVに取り込もうと、同社主力のOLEDや4K液晶TVをFreeSyncやG-Syncコンパチブル認証を取得、4K 120Hz入力対応も対応し、大々的にアピールしていました。
既に同社は4K 120Hz、FreeSync(G-Sync動作も確認済)入力対応のTVが発売されています。
今年年末には次世代ゲーム機PS5とXbox Series Xが発売されますが、日本のTVメーカーであるソニー、東芝、パナソニックが4K 120Hzに対応するのは、来年以降となりそうです。PS5を発売するソニー自身までもが4K 120Hzを年内対応しないのは意外です。それともアップデートなどで対応出来るのでしょうか?いずれにしろ、国内メーカーに関しては現状はそのようで残念と言えます。🔚
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