ソニーは本日、毎年恒例の経営戦略会議を開催し、PS+とPS Nowの加入者数の最新情報を発表しました。
PS+の加入者数は4,150万人に達したと、ソニーの代表取締役社長兼CEO 吉田健一郎氏は述べています。一方、PlayStation Nowは2020年4月末時点で220万人の加入者数を突破しています。
しかし、PS Nowがサービス開始されたのが2014年であることを考えると、比較的低い数字で伸び悩んでいるとも見えます。
グラフにあるように、この1年でほぼ倍増している要因は、ソニーが大作ゲームのいくつかを定期的にPS Nowのライブラリに入れることを決めたからでしょう。これは明らかに先日加入者数が1000万人突破というマイルストーンを達成した、マイクロソフトのXBOX GAME PASSを意識しての方針転換とも言えます。
マイクロソフトのXBOX Game Passはサードの大作も豊富で、定期的に入れ替わり、マイクロソフトのファーストパーティー大作は全て発売と同時にGame Pass入りし、遊べるのでその点ではまだまだマイクロソフトのGame Passの方が圧倒的にお得感はあると言えます。しかも全タイトルがコンソールにダウンロードしてプレイ出来る点では、ネット回線に関係なくプレイ出来るという点では良いと言えます。
ソニーはこの倍増を受けて、PlayStation Nowはさらにプッシュされていくことになりそうです。会社説明会と並行して公開されたプレスリリースでは、クラウドストリーミングサービスの存在が改めて強調されています。重要な独占タイトルがタイムリーにPS NOWに配信されることになるのかどうか、注目です。
PlayStation Nowのクラウドストリーミングサービスとリモートプレイ機能を利用することで、いつでもどこでもシームレスなゲーム体験を楽しめます。リモートプレイ機能の利用率も前年比で大幅に増加し、2018年12月から2019年の間に2.5倍に急増したとソニーは発表しています。 🔚
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